さのまる

さのまる：栃木県佐野市のアイドルキャラクター

さのまる（英語表記：SANOMARU）は、栃木県佐野市を代表するブランドキャラクターで、2013年にはゆるキャラグランプリで栄光を手にしました。彼は犬の姿をした可愛らしいキャラクターで、佐野の特産品を身にまとい、武士のような見た目をしています。彼の個性的なデザインは、佐野の魅力を多くの人々に伝えるために考案されました。

デザインと特徴

さのまるのデザインは非常にユニークで、特有の要素が含まれています。彼の頭に被っている笠は佐野ラーメンのお椀を模しており、その表面に書かれた「SANO」のローマ字表記で世界に向けて佐野の魅力を発信しています。また、前髪は中太のちぢれ麺を模しており、剣は町の名物であるいもフライで出来ています。見た目からも、食いしん坊な性格が滲み出ているでしょう。彼自身が「いもフライの剣2本分の身長」と自称していることも特徴的です。

プロフィール

さのまるは、2011年2月25日に誕生しました。性格はやんちゃで食いしん坊、特技には「さのまる音頭を踊る」ことと「ダッシュすること」があります。彼の好きな食べ物は佐野市の名産品全般で、特に佐野ラーメンに愛着を持っています。しかしながら、佐野ラーメンのお椀型の笠を外されることが苦手で、いもフライの剣を見間違えられることを悩んでいます。また、彼の夢は全国各地を旅して新しい友達をつくることです。

活動の歴史

さのまるの活動は多岐にわたりますが、彼の活動のスタートは2011年に遡ります。最初の公募でデザインが決まり、続いて名前が決まりました。初お披露目は同年のさの秀郷祭りで、そこから彼の人気が徐々に高まり始めました。2012年にはNHKの教育番組に出演し、更に「さのまる音頭」の歌も披露されました。

2013年にはついにゆるキャラグランプリでグランプリを獲得し、この勝利は彼の知名度を一気に高めました。その後も多くのメディアに出演し、地域のPR活動にも尽力し続けています。

さのまるの家と今後の展開

さのまるには専用の「さのまるの家」があり、観光物産の拠点として機能していましたが、新型コロナウイルスの影響で営業形態が変化し、2023年に閉店した後は市役所内の一角に移転しました。ここではグッズの販売は行われないものの、撮影スポットとしても利用されています。また、物品の販売は観光物産会館で行われています。

結び

さのまるは栃木県を象徴するキャラクターとして、地域の魅力を再発見させてくれる存在です。佐野市のブランドキャラクターとして、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。

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