ちかまろ

ちかまろ：多彩な才能で魅せる女優の軌跡

ちかまろ(本名：小川智佳代)は、1970年9月16日生まれ、福井県出身の女優である。松竹芸能に所属し、持ち前の明るさとユニークな才能で、女優業にとどまらず、歌手、舞台女優、バラエティ番組出演者など、幅広い分野で活躍している。

福井県立足羽高等学校卒業後、大阪の専門学校に進学し、寮生活を送る。その後、松竹芸能に入社。レポーターを目指しながら、同事務所の養成所でオセロの松嶋尚美と出会い、親友となる。26歳で3人組セクシーアイドルグループ「ジーツー」(G2)としてデビューするも、2年後の解散を経験。

28歳で上京し、女優としての活動を開始。芸名を現在の「ちかまろ」に改名する。松嶋尚美との親交を通じて、テレビ大阪制作のバラエティ番組『きらきらアフロ』に出演。そこで“謎の女優”として注目を集め、人気を獲得した。

2010年からは歌手活動も始め、「きらきらアフロ」で単独ライブを行うなど、その活動は多岐にわたる。独特のキャラクターと持ち前の明るさで人気を博し、多くのファンを魅了している。

2019年12月3日には、オリジナルビデオ『電エースキック』で共演した元キックボクシング世界チャンピオン小林聡と結婚。結婚後も精力的に活動し、『電エースキック』の結末を変更した『電エースウェディング』も制作されている。

多彩なイベント活動

ちかまろは、単独イベント「ちかまろあつまろ」を複数回開催している。第一回は2009年8月11日に開催され、松本麻希、安田大サーカスの安田団長、作家きよしらが出演。大阪時代からの繋がりであるゲストたちとの共演は、彼女の芸能活動における深い繋がりを物語る。

以降、2010年には第二回、そして40歳を記念したバースディライブを開催。ゲストにはアメリカザリガニ、オジンオズボーン、濱口善幸（よゐこ濱口優の弟）ら豪華な面々が名を連ねた。これらのイベントでは、ちかまろの持ち前の明るさとユーモアが存分に発揮され、観客を魅了した。

さらに、グレンツ・ウシオ主催の舞台『オリガミ』への客演や、松竹若手芸人怪談ライブへの出演など、積極的に様々なイベントに参加。その活動範囲の広さと、彼女の人間関係の深さを垣間見ることができる。

特技と才能

ちかまろは多くの特技を持つ。顔マネ（おかめ）、クラリネット、フラフープ、タップダンス、エチュード、そしてイントロクイズなど、多彩な才能を発揮している。特にエチュードは、彼女のイベントにおける目玉の一つとなっている。

2009年の「ちかまろあつまろ(1)inイントロクイズ2009」では、接戦の末に優勝を果たしたエピソードも有名である。

俳優としての活動

女優としての活動も精力的に行い、数々のテレビドラマや映画、舞台に出演。フジテレビの『ショカツ』や『花嫁とパパ』、テレビ朝日の『土曜ワイド劇場』、『死化粧師』、日本テレビの『逃亡医F』『GO HOME～警視庁身元不明人相談室～』など、幅広い作品に出演している。

バラエティ番組にも多数出演し、『バニラ気分!・マツケン・今ちゃん・オセロのGO!GO!サタ』『きらきらアフロ』『カートゥンKAT-TUNスペシャル』などで、独特の存在感を示している。

CMやPVへの出演、舞台への出演、DVDのリリースなど、活動は多岐にわたる。ライオンのオーラルヘルスガム「メディッシュ」のCMでは主婦役として出演し、幅広い役柄をこなす実力を見せている。

ちかまろは、持ち前の明るさとユニークな才能で、これからも多くのファンを魅了し続けるであろう。その活動に、今後も注目していきたい。

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