つくば市役所

つくば市役所について

つくば市役所は、茨城県つくば市の行政を担う中核施設です。市民の生活に密接に関わる様々な業務を行い、市の発展を支えています。現在の本庁舎は、つくばエクスプレス研究学園駅近くに位置し、2010年5月6日に開庁しました。それ以前は、市内に点在する7つの庁舎で業務を分担していました。

本庁舎

市民の利便性向上と行政組織の一体化を目指し、現在の場所に建設されました。2010年5月6日の開庁以来、市の行政機能の中枢を担っています。

沿革

2005年：新庁舎の建設予定地が現在地に決定。
2008年：新庁舎建設工事が開始。
2010年3月：新庁舎建設工事が完了。
2010年5月6日：新庁舎がつくば市役所として開庁。
2019年5月7日：コミュニティ棟の利用開始。

庁舎概要

本庁舎に加え、コミュニティ棟が併設されています。コミュニティ棟は2019年5月7日に利用を開始した3階建ての建物で、1階は一般利用向けのオープンスペースやキッズスペース、会議室が設けられています。2階と3階は市職員の執務スペースとして利用されています。

交通アクセス

首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス研究学園駅から徒歩約7分。
コミュニティバス「つくバス」：作岡シャトル、吉沼シャトル、上郷シャトル、谷田部シャトル「つくば市役所」下車。

駐車場

来庁者用駐車場：284台（有料）
障害者専用駐車場：14台（無料）
パーク&ライド駐車場：358台（有料）

周辺施設

市役所周辺には、研究学園交番、ホテル、ショッピングモール、銀行、スーパーマーケット、家電量販店、ショールーム、企業、公園など、様々な施設が立地しています。

窓口センター

つくば市では、市民の利便性向上のため、市内に7ヶ所の窓口センターを設置しています。

谷田部窓口センター：市民ホールやたべ1階
桜窓口センター：桜歴史民俗資料館内
大穂窓口センター：大穂庁舎1階
豊里窓口センター：旧豊里保健センター内
筑波窓口センター：市民ホールつくばね1階
茎崎窓口センター：茎崎保健センター内
つくば駅前市民窓口センター：BiViつくば2階

これらの窓口センターでは、住民票の発行や各種証明書の交付など、様々な手続きを行うことができます。それぞれの窓口センターへのアクセス方法は、上記を参照してください。

旧庁舎について

2010年4月30日まで使用されていた旧庁舎は、つくば市の合併の歴史と深く関わっています。合併前の旧町村役場がそのまま利用され、各庁舎に市役所の機能が割り振られていました。

旧庁舎一覧

谷田部庁舎：市役所の主要な部署や議場などが置かれていました。
桜庁舎：市民生活や福祉に関する部署が置かれていました。
春日庁舎：水道事業や消防に関する部署が置かれていました。
大穂庁舎：窓口センターのほか、農業や経済に関する部署が置かれていました。
豊里庁舎：窓口センターのほか、教育委員会事務局が置かれていました。
筑波庁舎：窓口センターのほか、都市建設に関する部署が置かれていました。
茎崎庁舎：窓口センターのほか、総務部、環境保全部などが置かれていました。

庁舎制導入の経緯

つくば市は、1987年に筑波郡の4つの町村が合併して誕生しました。この合併は、国や茨城県の要請によるもので、地域住民の意向とは異なる部分もありました。そのため、合併後も旧町村役場の機能を維持し、各庁舎に市役所の機能を分担する「庁舎制」が導入されました。この制度は、合併後の混乱を避けるための暫定的な措置であり、行政の効率化を目指して、新庁舎の建設が計画されました。

新庁舎完成後の旧庁舎の扱い

2010年の新庁舎完成に伴い、旧庁舎は窓口センターや文書保管施設として利用されるようになりました。これにより、市民はそれぞれの地域で必要な行政サービスを受けることができるようになりました。

まとめ

つくば市役所は、市民の生活を支える重要な行政機関です。本庁舎の建設により、行政機能の一元化が進みましたが、旧庁舎も窓口センターとして引き続き利用され、地域住民の利便性向上に貢献しています。つくば市役所の歴史と機能を知ることで、より深く地域への理解を深めることができるでしょう。

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