つまんね

神聖かまってちゃんの2ndアルバム『つまんね』は、2010年12月22日にワーナーミュージック・ジャパンから発売された、メジャーデビュー作となる初のフルアルバムです。同時発売されたアルバム『みんな死ね』と共に、大きな注目を集めました。

当初、2010年12月8日に発売予定とされていましたが、上記の発売日に変更されています。また、『みんな死ね』はインディーズレーベルからのリリースに変更となりました。この経緯については、『みんな死ね』の項目に詳しい説明があります。

初回プレス分には、『みんな死ね』とのW購入特典応募はがきが封入されていました。応募者全員に、未発表曲「映画/夕暮れメモライザ|映画_夕暮れメモライザ」が収録された特製シングルCDがプレゼントされるという、ファンにはたまらない企画でした。本作は、ワーナーミュージックジャパンが設立した新レーベル「unBORDE」からの第1号作品としてリリースされ、レーベルの新たなスタートを飾る作品となりました。

アルバムには、様々な楽曲が収録されています。

収録曲

1. シークレットトラック
2. 放課後の図書室
3. 今日はとってもいい天気
4. もしもこんな時ひとりぼっちだったら

特に「もしもこんな時ひとりぼっちだったら」は、2014年にバンドで再レコーディングされ、「ひとりぼっち」という曲名でアルバム「英雄syndrome」に収録されています。この楽曲は、神聖かまってちゃんの音楽性の変化や成長を示す上で重要な一曲と言えるでしょう。

アルバムの演奏者は以下の通りです。

mono - キーボード
の子 - ボーカル、ギター、キーボード、プログラミング、木琴
ちばぎん - ベース、コーラス
みさこ - ドラムス、木琴

特筆すべき点として、アルバムにはシークレットトラックが収録されています。このトラックは、神聖かまってちゃんが以前に製作していた音源で、宅録音源をそのまま使用しています。初期の神聖かまってちゃんの音楽性を知ることができる貴重な音源と言えるでしょう。

『つまんね』は、神聖かまってちゃんのメジャーデビューというターニングポイントを飾る作品であり、彼らの音楽性の幅広さや実験精神が詰まった一枚です。初期の衝動的なサウンドから、より洗練された楽曲まで、様々な表情を見せており、ファンはもちろん、これから神聖かまってちゃんを聴く人にとってもおすすめのアルバムです。

外部リンク

* ワーナーミュージック・ジャパンによる紹介ページ

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