とぎつカナリーホール

とぎつカナリーホール

とぎつカナリーホールは、長崎県西彼杵郡時津町に位置する多目的コンサートホールです。この施設は、文化の森公園に併設されており、地域住民や訪れる人々に様々な文化イベントを提供しています。

設立の背景

このホールは、時津町が町制施行50周年を記念して、2002年に建設されました。建設にかかった費用は32億円で、地域の文化活動を支える重要な拠点となっています。町内の子供たちが小中学校の9年間を通じて、多様な音楽や芸能を体験できるプログラム「カナリー・ステージ・ナイン」や、楽器の魅力に触れる「カナリー音の博物館」など、教育的なイベントも高い評価を得ています。

施設の特長

とぎつカナリーホールの特徴の一つは、建物の設計にあたるさまざまな工夫です。外部経路を貫通させ、周辺の子供広場や展望台との立体的な散策ネットワークを形成しています。さらに、建物の屋上部はセダムや芝でグリーン化されており、周囲の公園との調和が図られています。このように、建物自体が地域の自然環境と一体化するような演出が施されています。

施設概要

とぎつカナリーホールの設備について詳しく見ていきましょう。大ホールは770席で、1階には554席、2階には216席が用意されています。また、楽屋は5室、練習室は4室、リハーサル室が1室あり、多彩なイベントを実施できる環境が整っています。さらに、ホワイエやカフェレストランも併設されており、訪れる人々にリラックスした時間を提供しています。

受賞歴

このホールは、その優れた設計や地域貢献が評価されており、いくつかの受賞歴があります。具体的には、第44回BCS賞、2003年の久米賞、および2012年度の地域創造大賞（総務大臣賞）などの栄誉を得ています。

アクセス

とぎつカナリーホールへのアクセスは、長崎駅から路線バスを利用するのが便利です。長崎バスの溝川、大串、琴海ニュータウン行きのバスに乗り、約40分で野田バス停に到着します。その後、バス停からは徒歩約8分の距離で、ホールに到着することができます。

このように、とぎつカナリーホールは地域の文化向上に寄与し、多くの人々に愛されている施設です。音楽や芸能に興味がある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。公式サイトもぜひチェックして、最新のイベント情報を確認してください。

もう一度検索