ばってん少女隊

ばってん少女隊について

ばってん少女隊（ばってんしょうじょたい）は、2000年代生まれの6人のメンバーで構成されるアイドルグループです。九州地方を拠点に活動し、略称は「ばっしょー」、ファンの呼称は「隊員」です。彼女たちは、ももいろクローバーZや私立恵比寿中学、超ときめき♡宣伝部などと共に、STAR PLANET（通称：スタプラ）の一員として知られています。

活動の概要

彼女たちは2016年に宗像市観光大使に任命され、地域に根ざした活動を展開しています。しかし、その名の由来となる「ばってん」は九州特有の方言で、「〜だけれども」という意味を持ち、彼女たちの音楽活動の中にも九州の文化や言葉が色濃く反映されています。初期には、スカやスカコアを取り入れた楽曲が多く、テレビアニメ『ドラゴンボール』の新シリーズ主題歌も担当しました。

メンバーは福岡を拠点に活動し、「スカコアと博多弁の融合はとてもユニーク」と語るように、福岡にちなんだ楽曲も多く作られています。リーダーの上田理子は、「福岡に住む人たちはもちろん、他県の人たちにも楽しいと思ってもらえる音楽を届けたい」とコメントしています。

楽曲とパフォーマンス

ダンスパフォーマンスの充実した彼女たちは、九州の自然な性格と激しい表現力の対比が魅力です。「（私たち、）ばってん少女隊、ダー！」という決めゼリフには、アントニオ猪木の影響を受けており、そのポーズも見どころの一つです。デビュー当初は「百年に一組の逸材」と称され、ユニークなキャッチフレーズで注目を集めました。

自主制作と独自性

2020年には独自のレーベル「BATTEN Records」を設立し、ここから生まれた楽曲「OiSa」は大ヒットを記録しました。この曲は、博多祇園山笠の掛け声に着想を得たもので、特に地元の人々に愛されています。また、2021年には「わたし、恋始めたってよ！」がアイドル楽曲大賞で1位を獲得し、全国的に名前を知られる存在となりました。彼女たちの革新的な取り組みは、エンターテインメントの新しい形を生み出すものとして注目されています。

最先端の映像技術を駆使したライブ配信も行い、他のアイドルとは一線を画す独自性を強調しています。彼女たちのミュージックビデオやパフォーマンスは、視覚的にも楽しめる内容が多く、ファンの支持を受け続けています。

メンバーの活動

メンバーはそれぞれ個性豊かで、自分たちの分野でも活躍中です。例えば、希山愛はInstagramを使って日常生活や食へのこだわりを発信し、上田理子はお笑いを取り入れた独自の番組を担当しています。その他のメンバーも多様な趣味や特技を持ち合わせ、それぞれの活躍の場を広げています。

全体として、ばってん少女隊は九州を拠点にしながらも、アイドルとして全国にその名を轟かせる存在へと成長し続けています。これからの活動にも期待が寄せられ、多くのファンに愛され続けることでしょう。

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