ももいろ歌合戦

ももいろ歌合戦

『ももいろ歌合戦』は、毎年大晦日から元日未明にかけて放送される特別な音楽番組です。この番組は、インターネットテレビのABEMAやニッポン放送で生中継され、視聴者に楽しんでもらう形式で行われます。2017年にスタートしたこのショーは、全出場者が生歌を披露することを基本としており、音源を流すだけの演出は一切認められていません。

番組の最大の魅力は、アーティストたちが自身の思いを反映した選曲でフルサイズの楽曲を披露することです。過去にはさだまさしが交通事故の被害者家族の心情を歌った「償い」など、感動的な選曲もあり、音楽番組としての新しい一面が打ち出されています。また、男女の区別なく総出演者が「ガールズバンド対決」や「男対決」といったテーマで競い合うため、見ごたえも満点です。

内容

番組はももいろクローバーZがホストを務め、毎回異なるアーティストが参加します。出場者はその年の様々なトピックに関連した多彩なラインナップとなり、特に新たに参加するアーティストたちには注目が集まります。これまでには、氣志團や小林幸子、大黒摩季、さだまさしといった名だたるアーティストのほか、YouTuberや舞台女優、声優ユニットも出演し、バラエティに富んだパフォーマンスが展開されてきました。

スタイルとしては、有料チケットでの観客動員が行われており、音楽フェスのような雰囲気を醸し出しています。番組は毎年進化し、参加者数や企画内容が増えていく傾向にあります。

過去の回

第1回の放送では、様々なアーティストが集結し、総合司会が東京03によって進行されました。第2回では新たにTRFや松崎しげるなどが登場し、トレンド入りも果たしました。第3回では本編が6時間に拡大され、新たなバトル企画が数多く生まれました。

2020年には無観客での開催となりながらも、多くの新しいアーティストが名を連ね、2021年の日本武道館での開催では五木ひろしの初出場が話題となりました。2022年も高城れにがプロデュースする100人超えのアイドルメドレーなど、特別企画が目白押しで盛り上がりました。

2023年には、ももクロをはじめ全く新しい世代のアイドルが集うことで更なるファンの期待を集めました。番組の背景には、NHK紅白歌合戦との関係も存在し、出場経験があるアーティストが多く、紅白を意識した組み分けなどの要素も感じ取れます。

結論

『ももいろ歌合戦』は、ただの音楽番組に留まらず、視聴者とのインタラクションを大切にした新しい形のエンターテイメントとして、今後も進化を続けていくでしょう。この楽しさを同じように感じる視聴者が増えることは、番組の未来にも良い影響を与えることでしょう。

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