らっきー☆ちゃんねる

らっきー☆ちゃんねるシリーズ:完全ガイド



2007年から2008年にかけて、ラジオ関西で放送されたラジオ番組『らっきー☆ちゃんねる』シリーズ。テレビアニメらき☆すた』を題材に、数々のタイトル変更、パーソナリティ変更、そしてバラエティ豊かな展開を見せてきた人気番組の全貌を紐解きます。

番組概要



『らっきー☆ちゃんねる』は、漫画雑誌『コンプティーク』の情報コーナー名に由来する番組名で、アニメ『らき☆すた』とも密接に連動するメディアミックス企画として注目を集めました。メインパーソナリティは、小神あきら役の今野宏美さんと、白石みのる役の白石稔さんの2名。番組開始時の挨拶は「おは☆らっきー」、当初のエンディングは「バイバーイ」でしたが、途中から「バイニー」に変更。この「バイニー」は、平野綾さんが出演していた番組からの流用で、番組内でも平野さんと思われる人物からのリクエストで「涙にバイニー」が使用されたこともありました。

各シリーズ詳細



らっきー☆ちゃんねる (2007年1月5日 - 2007年9月28日)



アニメ放送開始前にスタートした、シリーズの原点。ラジオ関西ランティスウェブラジオで配信され、柊かがみ役の加藤英美里さんと柊つかさ役の福原香織さんのミニコーナーも登場。公開録音はワンダーフェスティバル2007[夏]で行われましたが、放送はされず付録CDに収録されました。また、白石さんが富士の樹海へ行き、小野大輔さんが代役を務めた回や、番組ディレクターとアシスタントプロデューサーが放送に介入する回、最終回は秋葉原での公開録音の様子が放送されました。

主なコーナー

ポイント加算らっきーず!:リスナーから送られたラッキーエピソードにポイントを付与するコーナー
アイドルタテマエとホンネ!:アイドルの表と裏の顔を問うコーナー
もしもdeらっきー☆ちゃんねる!:もしも…という妄想を募集するコーナー
言い訳の天才!:様々なシチュエーションに対する言い訳を募集するコーナー
ふつおた:普通のお便り紹介コーナー

主題歌

オープニング:「曖昧ネットだーりん」(小神あきら、白石みのる)
エンディング:「こねらぶ☆みっしょん」(小神あきら、白石みのる)

らっきー☆ちゃんねる-陵桜学園放課後の机- (2007年10月5日 - 2007年12月28日)



前シリーズ終了後、すぐにスタートしたシリーズ。パーソナリティに加藤英美里さんと福原香織さんが加わり、陵桜学園の放課後を舞台にしたフリートークが中心。浦安市でのディナーショーや鷲宮町でのイベントも開催されました。

主なコーナー

陵桜学園学級日誌:ふつおたコーナー
あるある!らき☆すた川柳:日常のあるあるを川柳で表現するコーナー
一般教養クイズ:パーソナリティ同士でクイズ対決をするコーナー

主題歌

オープニング:「三十路岬」(小神あきら)
エンディング:「かおりんのテーマ-完全版-」(白石みのる)

新らっきー☆ちゃんねる (2008年1月4日 - 2008年3月28日)



加藤英美里さんと福原香織さんに代わり、日下部みさお役の水原薫さんが加わったシリーズ。神戸での公開録音も実施されました。

主なコーナー

ふつおた:普通のお便り紹介コーナー
白石みのるの歌のコーナー:白石さんが声優をイメージした曲を制作・発表するコーナー
拝啓・日下部みさお様:リスナーの空気のような体験談を紹介するコーナー

主題歌

オープニング:「曖昧ネットだーりん」「三十路坂」(小神あきら)
エンディング:「こねらぶ☆みっしょん」(小神あきら、白石みのる)

元祖らっきー☆ちゃんねる (2008年4月4日 - 2008年6月27日)



シリーズ初期のパーソナリティ2人体制に戻った最終シリーズ。番組全体を振り返る放送となりました。

主なコーナー

あきらとみのるの○○○:あきらとみのるがオネエキャラでトークするコーナー
らっきー戦隊みのレンジャー:あきらとみのるがゲーム形式で対決するコーナー

主題歌

オープニング・エンディング:「曖昧ネットだーりん」(インスト版)

復活らっきー☆ちゃんねる (2023年12月8日~)



2023年12月8日より配信開始された、らき☆すた20周年記念イベントの宣伝を目的とした復活版。今野宏美さんと白石稔さん、そして音楽プロデューサーの斎藤滋さんの3人体制。

主題歌

* オープニング・エンディング:「曖昧ネットだーりん」(インスト版)

まとめ



『らっきー☆ちゃんねる』シリーズは、アニメ『らき☆すた』の世界観をラジオというメディアで巧みに表現した、ユニークで魅力あふれる番組でした。個性的なパーソナリティ、多彩なコーナー、そして主題歌など、様々な要素が絡み合い、リスナーを『らき☆すた』の世界へと誘いました。本記事が、シリーズの魅力を再発見するきっかけになれば幸いです。

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