イヌがニャーと泣いた日

イヌがニャーと泣いた日：奇跡の瞬間から解散、そしてその後へ

2000年結成の日本のお笑いグループ「イヌがニャーと泣いた日」。グループ名の由来は「イヌがニャーと泣くような奇跡の瞬間」で、独特のネーミングセンスと個性的なコントで注目を集めました。略称は「イヌニャー」です。

メンバーと経歴

当初は平井博（後のたいがぁー）、宿野部隆之、山内千代文の3人組で、個人事務所「イヌがニャーと泣いた日プロジェクト」に所属していました。2004年、メンバーチェンジを経て、平井はピン芸人として活動を開始。その後、わかやまZが加入し、コンビとして活動しました。

2004年12月には、ソニー・ミュージックアーティスツのお笑い部門「SMA NEET Project」に加入。さらに2006年1月には、お笑いコンビ「羽畑」から羽山良太と山畑祐介が加入し、4人組となりました。

しかし、2006年7月には活動を休止。同年9月、正式に解散しました。

主要メンバーのその後

たいがぁー（平井博）：解散後はピン芸人「たいがー・りー」として活動し、2009年からはトリオ「ガシャァン」を結成しています。
わかやまZ（中岸幸雄）：地元和歌山県に戻り、林業に従事しています。
山畑祐介：東京都内で喫茶店の店長として活躍しています。
羽山良太：餃子の移動販売を行っています。
山内千代文：脱退後、構成作家、芸人として活動する傍ら、石巻圏観光推進機構勤務。ティーライズにも所属し、複数のコンビで活動しています。
宿野部隆之：脱退後は会社員、バックパッカーを経て、フリーのフォトグラファーとして活躍しています。

芸風と爆笑オンエアバトル

イヌがニャーと泣いた日の芸風は、少し変わった人物が登場するコントが特徴でした。メンバーが息の合った「合体技」のようなパフォーマンスを繰り広げ、最後に決め台詞とグループ名を言うのがお決まりでした。

2001年から「爆笑オンエアバトル」に挑戦し、初挑戦で初オンエアという快挙を成し遂げました。その後も12回出演し、珍記録の数々も残しました。その一部のネタのスタイルは、たいがぁーが参加する「ガシャァン」のネタにも受け継がれています。

復活と番組出演

2019年3月23日放送の「爆笑オンエアバトル20年SPECIAL」で、平井、山内、宿野部の3人で一夜限りの復活を果たしました。15年ぶりの復活は、多くのファンにとって大きな喜びとなりました。番組内では、元イヌがニャーと泣いた日名義で出演し、審査員も務めました。

まとめ

「イヌがニャーと泣いた日」は、短い活動期間ながらも、個性的な芸風とメンバーの個性が光るグループでした。爆笑オンエアバトルでの活躍や、メンバーそれぞれのその後の人生も、彼らの魅力を語る上で欠かせない要素です。独特のグループ名と、その名前に相応しい、奇跡のような活躍を残したグループとして、お笑い史にその名を刻んでいます。 彼らのコントは、今もなお語り継がれることでしょう。 また、メンバーそれぞれの現在も、元ファンにとっては興味深い情報と言えるでしょう。 解散後も、それぞれの場所で活躍を続けるメンバーの姿は、彼らの「イヌがニャーと泣くような奇跡」の軌跡を、より一層輝かせるものとなっています。

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