エラバレシ

エラバレシ：アイドル界の選抜メンバー、その軌跡と魅力

エラバレシは、2016年2月17日にプロジェクトが発表され、同年3月2日にメンバーがお披露目された日本の女性アイドルグループです。東京・AKIBAカルチャーズZONEにあるステージ常設型カフェレストラン「AKIHABARAバックステージpass」から誕生しました。

概要

AKIHABARAバックステージpassに所属するアイドルキャストから、初の固定メンバー8人によるユニットとして結成されたエラバレシ。「エラバレシ最高の未来へ - キミと。」をキャッチフレーズに掲げ、従来のAKIHABARAバックステージpassの形態とは異なる新たな試みとして注目を集めました。

従来、AKIHABARAバックステージpassでは、全キャストが「バクステ外神田一丁目」に所属し、その中で固定されないグループ内ユニットや、ファンによる人気投票を基本とした選抜メンバー制をとっていました。しかし、エラバレシは固定メンバーで構成され、バクステ外神田一丁目とは別のレーベルからデビューするという初の試みでした。メンバー選考は、単純な人気投票の順位のみに頼らず、志倉千代丸やつんく♂といった著名なプロデューサーが総合的な判断を下しました。

CDデビュー時には、JR秋葉原駅構内に巨大ポスターを掲載するなど、大規模な宣伝活動を展開。CDの販売促進においても「20秒撮影会」や「ランダム2ショット撮影」といった斬新な購入特典を提供し、話題を呼びました。さらに、レーベルメイトであるアフィリア・サーガやイケてるハーツとの積極的なコラボレーションを通じて、バクステ外神田一丁目との差別化を図りました。

結成当初は、メンバー全員がバクステ外神田一丁目との兼任でしたが、2017年末に針尾ありさと松本ふうかがエラバレシを卒業しバクステ外神田一丁目の専任となり、朝倉ゆり、河合くるみ、神崎しほ、浜口藍子、もえのあずきがバクステ外神田一丁目を卒業してエラバレシ専任となりました。

デビュー当初、Stand-Up! Recordsにおいて志倉千代丸がプロデュースするアイドルグループとしてはアフィリア・サーガ、イケてるハーツが存在していました。これらのグループが「年齢非公開」「合唱スタイル」「メンバーカラー有り」「芸能キャリアの短いメンバーを起用」という特徴を持っていたのに対し、エラバレシは「年齢公開」「ソロパートを重視」「メンバーカラー無し」「芸能キャリアのあるメンバーを起用」といった点で差別化を図りました。また、元アフィリア・サーガのリーダーであった水口ルイズが、アシスタントプロデューサーとしてエラバレシを担当したことも特徴的でした。

しかし、時を経て、メンバーカラーの設定や、メンバーの加入と卒業を柔軟に行うなど、Stand-Up! Recordsのスタンダードな演出方法へと変化していきました。

メンバーの個性

エラバレシには、個性豊かなメンバーが在籍していました。初期メンバーである神崎しほは、その愛らしいルックスから「かん様」と呼ばれ、グループの癒し担当として親しまれました。本木瞳は、歯科衛生士との兼業という異色の経歴を持ち、麻雀好きという一面も持ち合わせていました。

過去には、ナルシストキャラで人気を集めた増田ゆみや、パルプンテのような予測不能な行動でファンを魅了した針尾ありさ、アニメ声と泣きぼくろが特徴的だった松本ふうか、美容師資格を持つ河合くるみ、パワフルなパフォーマンスが魅力の浜口藍子、大食いタレントとしても活躍するもえのあずき、リーダーとしてグループを牽引した朝倉ゆりなどが在籍していました。

略歴

エラバレシは、数々のシングルリリースやライブ活動を通じて、着実にファンを増やしてきました。2016年には「アイノフシギ」でCDデビューを飾り、テレビアニメのエンディングテーマを担当するなど、活動の幅を広げました。2017年には初のワンマンライブを開催し、2019年にはファーストシーズンを解散。その後、新メンバーを加えセカンドシーズンをスタートさせました。メンバーの卒業や加入を繰り返しながらも、常に新しい風を吹き込み、進化を続けています。

作品

エラバレシは、これまでに数多くのシングルをリリースしています。各シングルのオリコン週間ランキング最高位にも注目です。

出演

エラバレシは、ライブ活動のほか、雑誌やテレビ番組にも出演しています。特に、MIRAI系アイドルTVでは、レギュラー番組を持つなど、メディア露出も積極的に行っています。

エラバレシは、メンバーの卒業や加入を繰り返しながらも、常に新しい風を吹き込み、進化を続けています。今後の活躍にも目が離せません。

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