エーペックスレジェンズ概要
『エーペックスレジェンズ』(英: Apex Legends)は、Respawn Entertainmentが開発したファーストパーソン・シューティングゲームです。
2019年2月4日に
エレクトロニック・アーツ(EA)から配信され、基本プレイが無料のバトルロイヤル形式を採用しています。このゲームは、タイタンフォールシリーズの世界観を受け継いでおり、タイタンフォール2から30年後の物語が描かれています。
プラットフォーム
本作は、
Microsoft Windows (Origin / Steam)、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X/S、そして
Nintendo Switchに対応しており、それぞれのプラットフォームで異なる仕様が用意されています。また、異なるプラットフォーム同士でのプレイヤー同士の対戦が可能なクロスプレイにも対応しています。特に、
2022年5月18日にはiOSおよびAndroid向けに『エーペックスレジェンズモバイル』がリリースされましたが、2023年
5月2日にサービスが終了しました。
世界観とストーリー
『エーペックスレジェンズ』は、戦火から逃れた辺境の惑星群である「アウトランズ」において、プレイヤーがさまざまな「レジェンド」と呼ばれるキャラクターを操作し、競技に参加する姿を描いています。キャンペーンモードはなく、ストーリーは公式サイトや予告編、またはウェブアニメを通じて展開されます。プレイヤーは、武器や防具を探索しながら、他のプレイヤーと戦闘を繰り広げ、最後まで生き残ることが目的です。
ゲームモード
本作は主にオンラインマルチプレイヤーバトルロイヤルゲームであり、最大60人のプレイヤーが3人1組のチームで競い合います。試合は徐々に狭まる安全ゾーン内で行われ、プレイヤーたちは武器やアイテムを探しながら敵を排除していきます。また、
2020年からはデュオモードも追加され、2人1組でのプレイが可能です。さらに、シーズン16からは過去に登場したゲームモードをローテーションで楽しめる「ミックステープ」が実装され、より多様なプレイが楽しめるようになっています。
特徴的なシステム
本作の特徴には、非言語コミュニケーション機能である「Pingシステム」があります。これにより、プレイヤーはボイスチャットを使わずに情報を共有したり、戦略を練ったりすることが可能です。また、選択可能なキャラクターたちにはそれぞれ異なる能力があり、これによって戦略的なプレイが促されます。現在、26人のレジェンドが存在し、特にLGBTQやノンバイナリーのキャラクターも登場しており、多様性を反映しています。
マップと進化
『エーペックスレジェンズ』では、キングスキャニオンやワールズエッジ、オリンパス、ストームポイント、そしてブロークンムーンなど数種類のマップが用意されています。それぞれのマップには独自の特徴があり、シーズンごとに改良や変更が行われるため、プレイヤーは常に新しい環境での戦いを楽しむことができます。
開発と評価
Respawn Entertainmentは、ゲームの開発において数多くの労力を注いでおり、リリース直後から高評価を得ています。多くのレビューサイトでは、革新的な要素が高く評価されており、特にユニークな非言語コミュニケーションシステムや、スムーズなゲームプレイが好評です。リリースから1か月以内に9200万ドルの収益を上げたことでも話題になり、プレイヤー数も急増しました。さまざまな期間限定イベントやコラボレーションも実施されており、常に新しいコンテンツが追加されています。
結論
『エーペックスレジェンズ』は、その独自のゲームプレイ、豊富なキャラクター、そして戦略的なバトルロイヤル体験により、世界中のプレイヤーから支持されているゲームです。今後のアップデートやシーズンの展開にも注目です。