オオバ

株式会社オオバ

概要

株式会社オオバは、日本の主要な総合建設コンサルタント企業の一つであり、東京都千代田区神田錦町三丁目に本社を構えています。1922年の創業以来、社会基盤整備の分野で重要な役割を果たしており、特に都市・地域計画および復旧・復興関連業務において、業界内で傑出した売上高を誇っています。長年にわたり培われた技術と実績をもって、安心・安全な社会の実現に貢献しています。

沿革

株式会社オオバの歴史は、1922年10月1日に遡ります。創業者である大場宗憲が、和地工務所の経営を引き継ぎ、東京市芝区琴平町にて事業を開始したのがその始まりです。

1930年: 商号を大場宗憲土木事務所に改称し、東京府豊多摩郡代々幡町代々木富ヶ谷へと事業拠点を移転しました。
1945年: 戦後混乱期を経て、商号を大場土木建築事務所に変更しました。
1947年10月1日: 組織を株式会社化し、株式会社大場土木建築事務所として新たなスタートを切りました。
1969年: 業務拡大に伴い、東京都目黒区青葉台に新本社ビルを建設し、本社機能を移転しました。
1971年: より現代的な社名とするため、商号を現在の株式会社オオバに改称しました。
1972年6月: 東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、企業としての信用力と知名度を高めました。
1999年: 品質管理体制の強化を目指し、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO 9001の全社認証を取得しました。
2001年: 環境保全への取り組みを推進するため、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO 14001の全社認証を取得しました。
2011年: 事業領域の拡大および強化策として、相鉄ホールディングスとの株式交換契約に基づき、日本都市整備株式会社を完全子会社としました。
2015年8月25日: 株式の上場市場が、東京証券取引所市場第一部へ指定替えとなりました。
2018年8月7日: 企業イメージの刷新を図るため、コーポレートロゴマークを変更しました。
2018年12月: 本社機能を、現在の東京都千代田区神田錦町へと移転しました。同時に東京支店も本社所在地へ移転・統合しています。

事業内容・強み

株式会社オオバは、社会資本整備に関する多岐にわたるコンサルティングサービスを提供しています。主な事業領域としては、都市や地域の将来像を描く計画策定、道路・河川・上下水道などのインフラ設計、地質調査、構造物点検、建設工事の監理などがあります。中でも、都市・地域計画分野および、災害からの復旧・復興に関わる業務においては、国内で高い実績と技術力を有しており、その売上規模は業界トップクラスを誇ります。多様なニーズに応える総合力と専門性を兼ね備え、持続可能な社会づくりに貢献しています。

関連会社

株式会社オオバは、事業を展開する上で複数の関連会社と連携しています。主なグループ企業には以下の連結子会社が含まれます。

近畿都市整備株式会社（旧社名：株式会社オオバクリエイト）
日本都市整備株式会社
東北都市整備株式会社
株式会社おおぎみファーム
* 大場都市環境設計コンサルタント（瀋陽）有限公司（海外子会社）

これらのグループ企業との連携を通じて、より広範な地域や分野でのサービス提供を可能にしています。

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