オリックス生命保険

オリックス生命保険株式会社

オリックス生命保険株式会社（以下、オリックス生命）は、東京都千代田区に本社を置き、オリックスグループの一員である生命保険会社です。1991年4月に、オリックスと米国のミューチュアル・オブ・オマハの子会社、ユナイテッドオブオマハ生命保険会社との合弁で設立され、その後1992年11月にはオリックスグループが全額出資する形になりました。この会社は、営業職員を通じた販売を行わず、主に保険代理店やダイレクト販売を通じて保険商品を提供しています。

企業理念と方針

オリックス生命の基本的な方針は、顧客の保障ニーズにしっかり対応し、合理的で適正な保険料を設定すること、そしてシンプルかつわかりやすい保険商品を提供することです。顧客が必要とする保障を明確にし、理解しやすい商品設計を意識しているのが特徴です。

沿革

オリックス生命は、設立以来多数の重要なマイルストーンを達成してきました。1991年に営業を開始し、1993年には社名を現在の「オリックス生命保険株式会社」に変更しました。1994年には個人保険の保有契約高が1兆円を突破し、その後も成長を続け、1998年、2001年にはそれぞれ2兆円、3兆円の契約高を達成しました。

通信販売専用の商品「オリックスダイレクト保険」の発売を1997年に始め、1999年にはインターネットでの保険契約申込予約を開始しました。2010年代に入ってからも、がん保険や医療保険、収入保障保険などさまざまな商品を次々と発表し、保険商品の幅を広げています。

重要な出来事

最近の重要な出来事としては、2015年に米国ハートフォードの日本法人を合併し、2016年には大規模災害時の事業継続体制を強化するために、本社の一部機能を長崎県に移転することが挙げられます。また、2021年には本社を港区赤坂から千代田区大手町へ移転しました。

主な保険商品

オリックス生命は、以下のような多彩な保険商品を提供しています：

• - 医療保険：キュア・ネクスト、キュア・レディ・ネクスト、引受基準緩和型医療保険（キュア・サポート・プラス）
• - がん保険：ビリーブ
• - 死亡保険：定期保険（ファインセーブ）、ネット専用定期保険（ブリッジ）、終身保険（ライズ）、収入保障保険（キープ）

メディア提供と評判

オリックス生命は、日本テレビ系列やテレビ朝日系列など多くの番組にスポンサーとして参加しており、幅広い視聴者に自社商品の認知度を高めています。2021年には、PM Awardの特別賞である「パーソル総合研究所well-being賞」を受賞しました。

このように、オリックス生命は継続的な成長と顧客へのサービス向上を目指し、今後も革新的な保険商品を提供し続けることを目指しています。

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