『カービィのエアライダー』
『
カービィのエアライダー』は、
任天堂が
2025年11月20日に発売した
Nintendo Switch 2向けのゲームソフトです。この作品は「星の
カービィ」シリーズのアクション
レースゲームとして、前作『
カービィのエアライド』から22年ぶりの続編にあたります。ゲームプレイは、前作の操作方法を引き継ぎつつも、さらに進化させた内容が盛り込まれています。
システム
本作の操作体系は非常にシンプルで、通常時はスティックを左右に動かすことで走行できます。また、滑空する際にはスティックの前後の動きで調整が可能です。マシンは自動的に前に進むため、プレイヤーは必要最小限のボタン操作で楽しむことができます。用いるボタンは「プッシュボタン」のみで、これによりブレーキやドリフト、加速のチャージが行えます。
新たに導入された「スペシャル」技は、各キャラクターに割り振られており、別の「スペシャルボタン」で発動できます。また、キャラクターボイスやナレーションは
大本眞基子と
銀河万丈が担当しています。
ゲームモード
『
カービィのエアライダー』では、「エアライド」「シティトライアル」「ウエライド」に加え、「ロードトリップ」という新たなモードが登場します。「エアライド」では、最大6人のプレイヤーがローカルまたはインターネットで楽しめ、対照的に「シティトライアル」は最大16人までの参加が可能です。「ウエライド」は最大8人で遊べるモードです。「ロードトリップ」は、これら三つのモードを横断する1人専用のストーリーモードとなっています。
キャラクター
今作ではエアライドマシンに乗ってレースをするキャラクターたちは「ライダー」と呼ばれます。前作では
カービィのみが操作可能でしたが、今作ではボスキャラクターやシリーズに登場した様々なキャラクターがプレイアブルキャラクターとして参加します。ライダーごとに異なる性能が設定されており、どのキャラクターでもコピー能力を取得可能です。
ライダー一覧
いずれのキャラクターもユニークな能力を持ち、レースをさらに楽しませてくれます。
エアライドマシン
ライダーが使用する乗り物はさまざまな種類があり、スッキリとしたデザインや異なる特性を持つエアライドマシンが存在しています。この機械たちは、天空から降り注ぎライダーに触れることで命を宿すというバックストーリーが描かれています。さらに、「オレマシン」というデコレーション機能もあり、取得した素材を使用してマシンを飾ることが可能です。
制作と音楽
開発には
桜井政博が参加しており、前作から22年ぶりに
ディレクターとしてシリーズに戻ってきました。音楽は
酒井省吾と
岩垂徳行が担当し、新しいメインテーマや楽曲が数多く用意されています。
反響
発売前の『
カービィのエアライダー』の発表は大きな話題を呼び、多くのファンからの期待が高まりました。体験版に対しても高評価が寄せられ、奥深い魅力が評価されています。発売後も話題は続き、特に「オレマシン市場」では多数の自作マシンが出品されるなど、賑やかな状況が続いています。
まとめ
『
カービィのエアライダー』は、シリーズのファンのみならず、新しいプレイヤーにも魅力的な内容が盛り込まれています。多彩なキャラクターと独自のシステム、様々なゲームモードを楽しむことで、
レースゲームの新たな楽しみ方を体験できるでしょう。