クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ（英: KUBOTA Spears Funabashi Tokyo-Bay）は、東京都江戸川区や中央区、千葉県船橋市、市川市などを活動拠点とするプロラグビーチームです。このチームはジャパンラグビーリーグワンに参加しており、オレンジ色の服を着たファンたちが「オレンジアーミー」と呼ばれることで知られています。公式略称は「S東京ベイ」です。

チーム名の由来とマスコットキャラクター

「スピアーズ」という名称は、敵の防御を突き破る力強いプレーと、厳しいタックルを意味します。これにより、チームの奮闘を表現しています。また、チームのマスコットキャラクターはユニコーンの「スッピー」で、これはファンや選手に親しまれています。

練習場と試合会場

練習施設は千葉県船橋市のクボタ京葉工場内にあり、地元の高校生のラグビー大会などでも使用されています。ホームの試合は東京都江戸川区にある「スピアーズえどりくフィールド」で行われ、2023年4月1日からはこのスタジアムのネーミングライツを取得しています。

チームの歴史

クボタスピアーズの歴史は1978年にさかのぼります。当初、クボタ東京本社のラグビー同好会として設立され、その後段階を経て、大きな成果を出すチームへと成長しました。1984年には関東社会人4部リ－グで優勝し、翌1985年には3部リーグへ昇格しました。その後も、様々なリーグで上位を目指し続け、1990年には「カンパニースポーツ」として本格的な強化をスタートしました。

1998年には関東社会人の最高峰である「東日本社会人リーグ」へと昇格を果たし、全国大会への出場を連続して果たしました。2001年には全国社会人大会でベスト4入りを果たし、初めて日本選手権への出場権を獲得しました。

リーグ、連携協定、ファンの活動

2021年からは「ジャパンラグビーリーグワン」のDIVISION1に参加し、そのシーズンでオレンジ色のベースボールシャツをファンに配布する「#オレンジでいこう作戦」を行いました。これにより、ファンたちが「オレンジアーミー」と呼ばれるようになりました。また、地域の市や区と連携協定を結ぶことで、地域密着型の活動にも力を入れています。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ