クロスランドおやべ

クロスランドおやべ

クロスランドおやべは、富山県小矢部市鷲島にある特徴的な観光施設です。この施設は、タワー、ホール、広場、博物館などが一体となっており、訪れる人々に多様な体験を提供しています。公益財団法人クロスランドおやべによって管理・運営されており、地域の交流の場としても重要な役割を果たしています。

施設の歴史

この施設がある小矢部市は、北陸自動車道と東海北陸自動車道、能越自動車道が交差する交通の要所です。そのため、1988年に自治省の地域間交流事業として指定され、文化と経済の交流拠点を目指して整備が進められました。実際の建設は1992年に始まり、1994年に完成。実業家の大谷勇氏からの寄付によって多くの資金が賄われています。

クロスランドタワー

クロスランドおやべのシンボルであるクロスランドタワーは、地上118メートルの高さを誇る展望塔です。特に、地上100メートルの展望フロアからは、四季折々の風情を感じることができ、砺波平野に広がる散居村の美しい景色を眺望できます。好天の日には富山湾や立山連峰まで見渡せ、北陸新幹線の走行する姿も確認できます。また、2007年には恋人の聖地にも選定され、カップルに人気のスポットとなっています。

ホールとイベント

施設内にはメインホールもあり、932席の回転式可動席システムを備えています。このホールは多様な使用方法が可能で、文化活動や展示会などに利用されます。また、セレナホールは365席のシューボックス型音楽専用ホールとして、コンサートや講演会に活用されています。

クロスランドおやべでは、春のスプリングフェスティバルや夏のサマーフェスティバル、年末のハッピーニューイヤーパーティーなど、様々なイベントが年間を通じて開催されます。特にサマーフェスティバルでは、盆踊りや花火大会が盛大に行われ、多くの観光客が訪れます。

施設内の遊びと休憩

クロスランドおやべは、屋内外で様々な活動が楽しめます。屋内にはダ・ピンチテクノミュージアムやリハーサルスタジオ、会議室、和室が設けられており、屋外には交流広場、ミニ鉄道コース、パターゴルフなどがあります。特に交流広場は、子供たちに向けたサッカー大会などに利用され、大人向けには貸し出しも行っています。

アクセス

交通も便利で、あいの風とやま鉄道石動駅から車で約10分、または徒歩で30分の場所にあります。バスも利用でき、市営バスで「保健福祉センター」バス停下車後すぐにアクセス可能です。また、北陸自動車道の小矢部ICからも簡単に訪れることができます。

まとめ

クロスランドおやべは、富山県小矢部市の交流拠点として地域の魅力を発信する場所です。観光や文化活動、様々なイベントを通じて、多くの人々が訪れるスポットとなっています。

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