グッドフィーリング

木之内みどり「グッドフィーリング」：時代を超えて愛される一曲

1976年7月25日、木之内みどりの6枚目のシングル「グッドフィーリング」(Good Feelin') が発売されました。この曲は、作詞を松本隆、作曲を財津和夫、編曲を松任谷正隆という豪華な布陣で制作された、彼女の代表曲の一つと言えるでしょう。

松本隆と財津和夫の組み合わせは、この曲以外にも木之内みどりの楽曲制作に貢献しており、特に松本隆はその後も彼女のシングル「走れ風のように」まで6作連続で作詞を担当するなど、強い信頼関係が伺えます。また、松本隆、財津和夫、そして松任谷正隆という3人の才能が結集した作品は、「学生通り」と合わせて2曲のみという希少性も持ち合わせています。それぞれの個性が融合した、この楽曲が持つ独特の空気感は、多くのリスナーを魅了し続けています。

「グッドフィーリング」は、単なる一過性のヒット曲にはとどまりませんでした。1987年の木之内みどり初のベストCDに収録されて以来、数々のベストアルバムやCD、デジタル音源で繰り返しリリースされており、現在でも容易に入手して聴くことができます。この事実は、この楽曲が時代を超えて愛され続けていることを如実に示しています。

カップリング曲には「氷イチゴの頃」(Single Version)が収録されています。A面と同様に、作詞は松本隆、作曲は財津和夫、編曲は松任谷正隆が担当しており、アルバムバージョンとは異なるシングルバージョンで収録されています。この楽曲もまた、「グッドフィーリング」と同様、多くのベストアルバムに収録され、現在も聴くことができることから、高い人気を誇っていることが分かります。

「グッドフィーリング」と「氷イチゴの頃」は、以下のアルバムなどに収録されています。

木之内みどり/プレイバック・シリーズ（1987年11月21日）
木之内みどり（1989年8月21日）
お元気ですか? 木之内みどりwith Love（1990年11月21日）
MYこれ!クション 木之内みどり BEST（2001年10月17日）
株式会社 NAVレコード ヒストリー2（2003年7月16日）
ぼくらのベスト アルバム復刻シリーズ 木之内みどり 2（2004年5月19日）
* 「木之内みどり」SINGLESコンプリート（2007年7月18日）

これらのベストアルバムへの収録は、「グッドフィーリング」と「氷イチゴの頃」が、木之内みどりの音楽史において重要な位置を占めていることを示す強力な証拠となっています。時代を超えて聴き継がれるこれらの楽曲は、これからも多くのリスナーの心を掴み続けることでしょう。

3分53秒という尺の「グッドフィーリング」と、3分35秒の「氷イチゴの頃」は、それぞれの持ち味を生かしつつ、木之内みどりの魅力を余すことなく表現しています。軽快なリズムと、どこかノスタルジックなメロディーは、聴く者の心に温かい感動を与えてくれるでしょう。

「グッドフィーリング」は、単なる楽曲ではなく、時代を超えて人々の記憶に刻まれた、普遍的な価値を持つ名曲と言えるでしょう。

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