ゲームラボ

ゲームラボ（Game Labo）について

『ゲームラボ』は、株式会社三才ブックスが刊行する季刊のゲーム専門誌です。元々、1985年に発行が始まった『バックアップ活用テクニック』がその前身となり、1994年に『ゲームラボ』として新装刊されるに至りました。当初は不定期発行でしたが、独立創刊後は季刊誌として出版され、1998年には月刊へと移行しました。

本誌は、2020年までの約15年間にわたり、多くのファンに支持され続けましたが、2017年に一時休刊となりました。しかし、2018年には特別号が発行され、以降季刊としての再スタートを切りました。誌面は定期的にリニューアルされ、特に表紙イラストは長年にわたって三輪滋が担当していたが、2010年からは獅子猿が引き継いでいます。

イベントと交流

毎年12月23日には、同社の他誌『ラジオライフ』との合同イベント「東京ペディション」が開催されます。このイベントは、1998年に「ラジオライフペディション200回記念」として始まり、ゲームラボ編集部の企画としてさまざまなトークショーやコンテストが行われてきました。これにより、読者同士の交流の場が提供され、多彩なイベントがオタク文化をさらに盛り上げる機会となっています。

主な連載

『ゲームラボ』では、多岐にわたる連載が展開されています。たとえば、製品情報を紹介する「GL Information」や、ゲームに関連するニュースを扱う「おたニュース」があります。また、読者参加型の「Talk 2 Talk」や、同人誌に焦点を当てた「同人わーるど」といったコーナーも存在します。

「サイバークラッカーズ」では、ゲーム業界の未確認情報を扱い、熱心な読者にとっても興味深いコンテンツとなっています。さらに、法律やアニメ、CG技術に関するコラムも豊富で、専門的な知識を得られる場です。

連載漫画も充実しており、「ゲ道」や「ピョコタンのマンガレポート」は特に人気があります。これにより、多くのクリエイターや作家にもスポットライトが当たる機会が与えられています。

関連出版物

『ゲームラボ』は関連雑誌『B-GEEKS』を発行しており、こちらもゲームやオタク文化に興味のある読者に向けたコンテンツとなっています。また、元編集者が独立して刊行した『ExGAME』や、同様の知名度を持っていた『ゲームウララ』など、多様なゲーム雑誌が存在しています。

これらの情報は『ゲームラボ』のユニークな特性を浮き彫りにしています。業界の最新の情報やトレンド、そしてオタク文化を深く掘り下げる役割を果たしており、国内外の読者に愛され続けています。ゲーム好きな方々にとって、欠かせない一冊と言えるでしょう。

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