ピョコタン

ピョコタン（本名：横尾和慶、1977年 11月18日生まれ）は、千葉県市川市出身の日本の漫画家です。千葉県立国府台高等学校を卒業しており、血液型はO型です。身長は172cmと公表されています。

経歴

東京都荒川区西日暮里で生まれ、その後千葉県市川市で育ちました。1993年3月に市川市立下貝塚中学校を卒業し、1996年3月には国府台高等学校を卒業しました。同年7月には『ボンバーマン4コマまんが王国3』で漫画家デビューを果たしています。

デビュー前には、本名の横尾和慶名義で『月刊コロコロコミック』の読者コーナーに投稿しており、「スチャダラ通信」では最多掲載者（50回）となりました。この頃から現在の画風と作風が確立されていったとされています。また、老朽化で取り壊されることになった小学館ビルに落書きをする企画にも参加したことがあります。

雑誌のアシスタント体験企画では、漫画家の施川ユウキのアシスタントを務めた経験もあります。

人物

ピョコタンは、健康マニアとしても知られており、かつては「長命源」という液体を毎日飲んでいました。ボードゲーム「カタン」が得意で、国内大会にも頻繁に出場しており、一時期はカタンの攻略を扱ったホームページを作成していました。また、麻雀、ボンバーマン、パワフルプロ野球など対人戦のゲームを好んでおり、先手を打って相手を追い詰める戦法を得意としています。ポーカーの世界大会にも参加した経験があります。

以前は視力が非常に悪かったためコンタクトレンズを使用していましたが、2006年11月にレーシック手術を受け、視力が大幅に回復しました。

交流のあるジャンクハンター吉田によれば、XBANDで出会った頃のピョコタンは、現在とは異なり尖った人物だったと語られています。実際に会うきっかけとなったXBANDのイベントでは、頭にパンスト、水中メガネ、くわえタバコという奇抜な格好をしていたそうです。

スーパーファミコン末期には、投げ売りされていた新品のSFCソフトをゲームショップに転売する、いわゆる「錬金術」を駆使して2日で5万円を稼いだというエピソードも持っています。

漫画に自身の姿を描く際は、素顔を隠すことが多いですが、他の雑誌企画などでは素顔を公開しています。

尊敬する漫画家として、長谷川町子とやなせたかしを挙げています。

原憲彦との関係

「日本一まずいラーメン屋」として知られるラーメン彦龍の常連客であり、店主の原憲彦とは親交が深く、ピョコタンの漫画レポートにも度々登場しています。「アホ汁」というスープを共同開発したこともあります。

ニコニコ生放送

2011年8月頃からニコニコ生放送で個人的に活動を始め、頻繁に放送を行っています。

投資と仮想通貨

20代の頃から任天堂の株式に投資しており、株主総会にも出席しています。2017年12月には、ビットコインでファミコンミニを購入したことを報告するなど、仮想通貨の知識も深いようです。

エピソード

同人ボードゲーム「アイソポス」の世界ランカーであり、ギャンブルはあまりしませんが、麻雀やポーカーなどゼロサムゲームを好んでいます。

1992年に千葉に本拠地を移転して以来の熱狂的な千葉ロッテマリーンズファンであり、中学生時代には年間30回ほど球場に足を運んでいました。

テレビ番組『笑っていいとも』の「勝ち抜きプチ芸スターコンテスト」に出演し、後ろ向きホッピングの芸を披露しましたが敗退しています。

ゲームラボのインタビューでは、「漫画家とは名乗らず、カルチャーブレーンの学生だ」と語っています。また、ゲームスクールに通っていた時代に、カルチャーブレーンが制作した『忍たま乱太郎』のゲームに少しだけ関わっていたそうです。

カルチャーブレーンの学生時代に、友人とシェアしていた家に見ず知らずの人が入り浸るようになったというエピソードも持っています。

2005年には、友人と即興コンビ「ピョコタンとナベケン」としてM-1グランプリに出場しましたが、1回戦で敗退しています。その際、審査員から下ネタばかりの内容を批判されたそうです。

精子バンクに精子提供者として登録申請していますが、まだオファーはないとのことです。

マリオの衣装を着てソニーの株主総会に参加したこともあります。

AV女優の片桐えりりかと親交があります。

2015年10月中旬には、Wii Uゲーム「スーパーマリオメーカー」で作成したコースが世界ランキング1位を獲得しましたが、その手法を疑問視する声も多く、アカウントが一時凍結されました。

2015年12月には、ラーメン彦龍の店主、原憲彦が死去した際、サンデージャポンに出演し、爆笑問題の太田光に「インパクトのない顔」と評されたことを根に持っていると発言しています。

2016年2月ごろから、Amazon.co.jpがピョコタンの著作「ぼくは任天堂信者」のKindle版を11円で販売し、コミック分野で売り上げランキング1位を獲得しましたが、その後値上げにより売り上げが低下したと語っています。

2016年3月には、国内唯一の『ミリオンダウト』ゲーム大会で優勝し、「日本一のミリオンダウトプレーヤー」を自称しています。

タマちゃんブーム時には、友人と「タマちゃんになる会」を結成し、多摩川で騒動を起こしたこともあります。

騒動・事件

東京ウォーカー編集部との間で、原稿料や構成修正に関するトラブルが発生し、ニコニコ生放送で暴露しました。その後、カドカワから謝罪を受け入れています。

Wii発売日前夜には、友人とともにWiiリモコンスーツを着用し、マスコミの注目を集める騒動を起こしました。

恋愛コミュニケーションRPG『ExLove』で荒らし行為を繰り返し、永久停止処分を受け、訴訟を起こされかけましたが、運営会社が潰れたため事なきを得ています。

主な作品

ピョコタンのマンガレポート
西日暮里ブルース
プォケットハミリー
ハッスルマン
全員友達
ハルサメ刑事（ピョンタコ名義）
超さわやか!?TV生活おはスタ少年
4コマまんが王国「マリオカート」
ポートボーラーマサ夫
おとーさん
ギターウンコ
オカンウォーズ
ツギクルくん（近未来予報ツギクル）
ニュースサイト「未来検索ガジェット通信」各記事のイラスト
40代漫画家、原稿料は月5万…副業のユーチューバーでの月収20万!!（コロコロアニキ）

一部の作品は単行本『アホ汁』シリーズなどに収録されています。

著書

アホ汁666
アホ汁レインボー
赤いアホ汁
緑のアホ汁
超アホ汁
アホ汁
全員友達
ぼくは任天堂信者(電子書籍)
ピョコタンの突撃！バカレポート(電子書籍)
ぼくは任天堂信者２(電子書籍)
ぼくが小学６年生の夏休みに書いた日記帳(電子書籍)
ぼくは任天堂信者３(電子書籍)

外部リンク

クサいページ（仮）（本人によるホームページ）
クサいページ（闇）
ピョコタンのクサいブログ（仮）（本人によるブログ）
ピョコタン (@pyocotan) - X（旧Twitter）
テムのジャンプ屋さん_連載マンガ_ピョコタンのマンガレポート

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