コロナワールド

株式会社コロナワールド：エンターテインメントの総合企業

1926年、愛知県江南市で映画館「新盛館」として創業した株式会社コロナワールドは、長い歴史を持つエンターテインメント企業です。創業から約100年、映画館から始まり、現在では、多様な娯楽施設を擁する複合型施設『コロナワールド』を展開しています。その事業内容は、映画館、パチンコ、ボウリング場、カラオケ、飲食店、温浴施設など多岐に渡り、地域社会に根付いたエンターテインメントを提供しています。

コロナワールド：多様な施設が集まる複合型娯楽空間

『コロナワールド』は、単なる娯楽施設の集まりではなく、老若男女が一日中楽しめる複合型空間です。家族連れや友人同士、カップルなど、様々な客層がそれぞれの楽しみを見つけることができます。各施設は、単体でも十分に魅力的ですが、それらが一体となったことで、相乗効果を生み出し、より魅力的なエンターテインメント体験を提供していると言えるでしょう。たとえば、映画鑑賞後にボウリングを楽しんだり、カラオケで盛り上がった後に温浴施設でリラックスしたりと、様々な組み合わせが可能です。

シネマワールド：日本最大級の独立系シネコンチェーン

株式会社コロナワールドが運営する『シネマワールド』は、独立系シネコンチェーンとしては日本最大級の規模を誇ります。週末だけでなく、平日も深夜の上映を積極的に行うなど、利用者の利便性を追求しています。また、郊外型シネコンとしては珍しい、遊技施設内への立地も特徴の一つです。さらに、4DXなどの体感型上映システムの導入にもいち早く取り組むなど、常に最新技術を取り入れ、顧客満足度の向上に努めています。出張上映事業も展開しており、多様なニーズに対応しています。

歴史と変遷：創業から現在まで

1973年には江南市に遊技場「江南コロナ会館」、1980年には小牧市に映画館と遊技場を一体化した「小牧コロナ会館」を開設。その後も、事業を拡大し、様々な施設を展開してきました。1989年には社名を「株式会社コロナ」に変更し、関連会社を含めて「コロナグループ」として活動していましたが、2015年1月には現在の社名「株式会社コロナワールド」へと変更されました。

過去の店舗と近年の動向

かつては青森、群馬、宮城などにも『コロナワールド』を展開していましたが、東日本大震災による被害や、建物の老朽化、貸借契約の満了などを理由に、いくつかの店舗は閉鎖されました。青森コロナワールドは、地震による温泉枯渇が閉鎖の要因の一つとなりました。太田コロナワールドは別の企業に事業譲渡され、再オープンしました。泉コロナワールドも地震による被害が大きく、閉鎖に至っています。これらの経験から、株式会社コロナワールドは、時代の変化に対応しながら、持続可能な事業展開を目指していると言えるでしょう。現在、中部地方を中心に全国9県に16店舗を展開しており、今後もエンターテインメント業界における存在感を示し続けることが期待されます。

もう一度検索