ゴダイ

ゴダイ株式会社：地域社会に貢献するドラッグストアチェーンの歩み

ゴダイ株式会社は、兵庫県姫路市にルーツを持つ、歴史ある企業です。1930年の創業以来、地域住民の健康を支える薬局として発展を続け、現在では兵庫県を中心に、岡山県、鳥取県、京都府北部へと事業を拡大しています。ドラッグストア事業の他、介護事業にも積極的に進出し、多角的な事業展開を展開する企業へと成長を遂げています。

創業から発展、そして多角化へ

ゴダイ株式会社の起源は、1930年に姫路市で創業された「庄屋堂大薬房」に遡ります。その後、1946年に西山化学工業株式会社として設立され、1956年には五大化学工業へと改名。薬局事業と共に、化学工業分野にも事業を展開していました。1994年にはドラッグストア事業に進出し、20店舗を達成。1995年には社名をゴダイ株式会社に変更し、更なる成長を遂げていきます。2001年には店舗数を50店舗にまで拡大し、地域に根ざした薬局チェーンとしての地位を確立しました。

2004年には居宅介護支援事業にも進出し、高齢化社会におけるニーズに対応。そして、2014年にはリハビリ特化型のデイサービス施設「でんでんクラブ」を兵庫県赤穂市に開設、介護事業への本格的な参入を果たしました。2019年8月現在では8店舗まで拡大し、パワーリハビリを導入するなど、利用者の自立支援、介護量軽減、QOL（生活の質）向上に貢献しています。

近年では、2017年にはローソンとのフランチャイズ契約を結び、ローソン神戸ジェームス山店を開設するなど、新たな事業モデルにも挑戦しています。また、同年にはゴダイ薬局御国野店がデザイン賞を受賞するなど、企業としての評価も高まっています。

地域密着と社会貢献

ゴダイ株式会社は、単なるドラッグストアチェーンとしてだけではなく、地域社会に貢献する企業として存在感を示しています。長年に渡る薬局事業を通して培ってきた地域との信頼関係、そして、高齢化社会への対応として展開する介護事業は、地域住民の健康と生活を支える上で重要な役割を果たしています。

店舗展開と今後の展望

2019年8月現在、ゴダイ株式会社は、約130店舗を展開しています。その内訳は、兵庫県が59店舗（姫路市27店舗、たつの市5店舗、赤穂市4店舗など）、京都府が13店舗（ドラッグストア9店舗、丹波・丹後・舞鶴地方）、鳥取県が2店舗、岡山県が5店舗となっています。

今後も、地域ニーズに対応した店舗展開やサービス提供を通じて、地域社会への貢献を続けることが期待されます。高齢化が進む日本において、ゴダイ株式会社のような地域密着型の企業の果たす役割はますます重要になっていくでしょう。

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