さえき

株式会社さえきセルバホールディングス：多摩地域の食を支える企業

株式会社さえきセルバホールディングスは、東京都国立市に本社を置くスーパーマーケットチェーンです。その主力ブランドである「さえき食品館」は、東京都多摩地域を中心に多くの店舗を展開し、地域住民にとって欠かせない存在となっています。ニチリウグループの一員として、安定した経営基盤を築きながら、更なる発展を目指しています。

歴史と発展

同社の歴史は1979年、個人商店「国立市石田フレッシュショップさえき」の創業に遡ります。その後、1986年に株式会社さえきを設立し、1989年にはスーパーマーケット1号店となる「さえき国立食品館」を開店しました。以来、着実な成長を続け、現在では多摩地域を代表するスーパーマーケットへと発展を遂げています。

成長の過程では、数々の企業買収や合併、子会社設立など積極的な事業展開を行ってきました。2000年には山梨県の株式会社岡島からスーパーマーケット部門を継承し、2004年には島根県の食品スーパーマーケットである株式会社たんぼ原徳（のちに株式会社フーズマーケットホックに社名変更）を子会社化しました。2009年には茨城県にも進出し、株式会社茨城さえきを設立しています。

2011年には持株会社である株式会社さえきホールディングスを設立、その後、2013年には株式会社セルバとの経営統合により、現在の社名である株式会社さえきセルバホールディングスとなりました。2018年には子会社の統合を行い、事業体制の効率化を図っています。近年は、株式会社フーズマーケットホックの経営再建支援にも積極的に取り組むなど、事業領域の拡大にも注力しています。

地域密着と連携

株式会社さえきセルバホールディングスは、単なるスーパーマーケットチェーンにとどまらず、地域社会との連携にも力を入れています。人気アニメ『ゆるキャン△』とのコラボレーションでは、作中に登場するスーパーマーケット「ゼブラ」のモデルとなった「セルバみのぶ店」で、関連グッズの販売を行うなど、地域活性化にも貢献しています。

未来への展望

現在、株式会社さえきセルバホールディングスは、更なる成長と発展を目指し、積極的な事業展開を続けています。地域社会への貢献を重視しながら、食生活を豊かにするスーパーマーケットとして、今後も重要な役割を果たしていくことでしょう。

沿革詳細

1979年11月: 個人商店「国立市石田フレッシュショップさえき」創業
1986年2月: 株式会社さえき設立
1989年10月: さえき国立食品館開店（スーパーマーケット1号店）
1996年5月: 四季彩時記（惣菜センター）設立
2000年9月: 株式会社フレッシュパワー岡島設立（株式会社岡島よりスーパーマーケット部門継承）
2002年3月: 株式会社フレッシュパワー岡島を吸収合併
2004年12月: 株式会社たんぼ原徳（現：株式会社フーズマーケットホック）を100%子会社化
2005年5月: 株式会社たんぼ原徳を株式会社フーズマーケットホックに社名変更
2009年8月: 株式会社茨城さえき設立
2009年11月: 株式会社茨城さえきがマル平ストア株式会社より7店舗譲受
2009年11月: 創業30周年記念行事実施
2011年3月: 株式会社山梨さえき設立、株式会社さえきホールディングス設立
2013年5月: 株式会社セルバと経営統合、社名を株式会社さえきセルバホールディングスに変更
2016年4月: 上場準備室新設
2018年3月1日: アララのハウスの電子マネー導入
2018年7月: 子会社統合による組織再編
2020年9月: 株式会社フーズマーケットホックが株式会社マルマンを合併
2020年11月: 株式会社マルダイ、株式会社まるきの完全子会社化

関連項目

* ゆるキャン△ (漫画、アニメ) - セルバみのぶ店がモデルのスーパーマーケット「ゼブラ」が登場

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