さめざめ
さめざめは、
音楽家・文筆家である笛田サオリによるソロプロジェクトです。その名前は、声を押し殺して泣く様子を表す言葉に由来し、女性が抱える本音や、普段は口に出せない感情を歌詞に込めた楽曲が特徴です。2025年には結成16周年を迎えます。
概要
笛田サオリ:1982年
1月24日生まれ、鎌倉市出身。
作詞家としてのキャリアをスタート後、
2009年に楽曲「愛とか夢とか恋とかSEXとか」の誕生をきっかけに、さめざめとしての活動を開始しました。
音楽活動以外にも、文筆家、アクセサリー作家としても才能を発揮しています。
活動の軌跡
2012年にシングル『愛とか夢とか恋とかSEXとか』でビクターエンタテインメントからメジャーデビュー。同年には
COUNTDOWN JAPANなどの大型フェスにも出演を果たしました。
2013年には子宮頸がんが発覚し治療のため一時活動を休止しましたが、同年4月には
ARABAKI ROCK FEST.で復帰。その後も精力的に
音楽活動を展開し、ミニアルバム『さめざめ問題集』のリリースや、
ROCK IN JAPAN FESTIVALへの出演など、着実にその名を広めていきました。
2014年には、ミステリー作家・
島田荘司原作の映画『幻肢』に主題歌「それでも生きなくちゃ」を提供。同年9月にはメジャーファーストフルアルバム『さめざめ白書』をリリースし、作家としても著書『誰にも言えない恋ばっか』を出版するなど、多岐にわたる才能を発揮しました。
2015年以降はインディーズに回帰し、2020年からは新メンバーを迎え【さめざめwithバナナとドーナッツ】としても活動を開始。
2024年2月には15周年を記念した『さめフェス』を開催。3月には織部リョウとの結婚を発表し、4月には新宿マルイ本館で『さめざめ15周年展』を開催するなど、精力的な活動を続けています。
ディスコグラフィー
これまでにシングル、アルバム、DVDをリリース。
主なライブ活動
ROCKS TOKYO、
COUNTDOWN JAPAN、
ARABAKI ROCK FEST.、
ROCK IN JAPAN FESTIVALなど、数多くのフェスやイベントに出演。単独公演も積極的に行っています。
さめざめの楽曲は、恋愛、孤独、葛藤など、女性が抱えるリアルな感情を繊細な言葉で表現している点が特徴です。時に痛烈で、時に切ない歌詞は、多くのリスナーの共感を呼んでいます。アコースティックギターの弾き語りを中心としたシンプルなサウンドでありながら、その奥には力強いメッセージが込められています。
今後の展望
2025年には結成16周年を迎えるさめざめ。今後も、その独特な世界観と表現力で、多くの人々の心に寄り添い、共鳴する
音楽を届けてくれることでしょう。
関連リンク
さめざめ オフィシャル ホームページ
笛田サオリ|note
さめざめ笛田サオリ (@fuedasaori) - Instagram