シアター1010

足立区文化芸術劇場（シアター1010）

足立区文化芸術劇場、通称シアター1010は、東京都足立区に位置する総合文化施設です。この劇場は千住ミルディスI番館内にあり、演劇やコンサート、その他様々なイベントが開催される場として多くの人々に親しまれています。

概要

シアター1010は、JR常磐線、東武伊勢崎線、東京メトロの日比谷線と千代田線北千住駅の西口再開発の一環として、2004年4月に開館しました。劇場は、10階から12階にかけて位置し、稽古場やギャラリー、アトリエなども併設されているため、芸術活動の充実した拠点となっています。現在、館長は佐々木太一郎氏が務めています。

施設の特徴

メイン劇場

シアター1010の主劇場は、701名を収容可能で、1階553席、2階148席という構成です。プロセニアム形式の舞台は、幅13m、高さ7.2m、奥行15mを誇り、可動式の客席が特徴です。さまざまなイベントに対応可能で、演劇や寄席、コンサート、さらにはプロレスの興行まで幅広く利用されています。

稽古場

施設内には二つの稽古場が設けられています。第一の稽古場はミニシアターとして164m2の面積を持ち、定員100名で音響や照明設備が完備されています。演技やリハーサルなどに最適な空間です。第二の稽古場は170m2、定員60名あり、演劇やダンス、バレエの練習に利用されます。どちらの稽古場も、演者やアーティストの練習に最適な環境を提供しています。

ギャラリーとアトリエ

ギャラリーは718m2の広さを有し、500名まで収容可能なオープンスペースです。多様なイベントや展示会、パーティーなどに対応できるフレキシブルな利用が可能です。また、アトリエは222m2の面積を持ち、多目的に使える中規模スペースで、展示会や教室なども開催できます。

視聴覚室

視聴覚室は166m2の面積で63名まで収容できます。映画の上映やビデオセミナーなどに利用でき、120インチのスクリーンが設置されているため、視聴覚に関するセミナーやイベントにも最適です。

講義室と音楽練習室

シアター1010内には、様々な目的に応じた講義室が設けられており、96m2の講義室1（54名収容）と69m2の講義室2（48名収容）が利用されています。また、音楽練習室も複数用意されており、小規模なバンド練習や合唱練習に適しています。

アクセス

シアター1010は、北千住駅から直結しているため、アクセスも良好です。来場者は公共交通機関を利用しやすく、周辺の施設とともに多様な文化に触れることができます。

外部リンク

多彩なイベントと文化芸術活動が展開されるシアター1010は、足立区の文化拠点として、今後も地域の人々に愛され続けることでしょう。

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