シシド・カフカ

シシド・カフカのプロフィールと経歴

シシド・カフカは、本名宍戸佑名（ししど ゆうな）として知られる日本の多才なアーティストです。歌手、ドラマー、女優、モデルの顔を持ち、現在はavex traxに所属しています。身長175cm、血液型はO型で、東京都出身。彼女が音楽の世界に足を踏み入れるきっかけや、その独自のスタイルについて詳しく見ていきましょう。

経歴と幼少期

シシドはメキシコで生まれ、幼少期の大部分をアルゼンチンで過ごしました。5歳からピアノとバイオリンを習い始めましたが、どちらも長く続くことはありませんでした。12歳の時、父の仕事の都合でアルゼンチンに引っ越した際には、言葉の壁に苦しみましたが、14歳の時に両親からサイレントドラムを贈られ、ドラムに興味を持つようになります。このドラムの指導者は、著名なジャズミュージシャンの孫であるダニエル・ピピ・ピアソラであり、彼からは主にタンゴを教わりました。アルゼンチンでの2年間を経て、日本に帰国し、高校からはバンド活動を始めました。

大学時代には、最大で8つのバンドに同時に所属していたこともあるほど、多忙な日々を送りました。19歳の時にはTHE NEWSにドラマーとして加入し、プロとしてのキャリアをスタートさせます。数年間の活動を経て、さまざまなアーティストのサポートドラマーとしても経験を積みました。

音楽キャリアと挑戦

20歳のときに大島賢治と平出悟との出会いが、シシドにとっての転機となりました。彼らの勧めでボーカリストとしてデビューを目指し、数年間の間に多くのライブパフォーマンスを行いました。しかし、デビューは簡単には決まりませんでした。アルバイトをしながら、音楽活動を続けましたが、初めはドラムを叩かずにマイクで歌うスタイルでした。2011年に友人からのアドバイスを受け、「ドラムを叩きながら歌う」というスタイルを試みたところ、これが自身に馴染んだことから、現在のスタイルが確立されました。

2012年、シシドは「デイドリームライダー」で配信デビューを果たし、以降様々な音楽イベントでパフォーマンスを重ねていきます。デビュー後も、多くのシングルやアルバムをリリースし、様々なメディアに出演しました。特に、彼女の長身と独特のルックスから、モデルとしても活躍しています。

プロとしての確立と独自のスタイル

シシド・カフカの音楽的影響源には、レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムや、山口百恵、越路吹雪などが挙げられます。彼女はまた、ドラムの演奏時には常に裸足になることをこだわっており、靴の影響を避けるためだと語っています。このような姿勢が、彼女のパフォーマンスに一層の深みを与えているのでしょう。

その他の活動

音楽活動だけでなく、シシドはテレビドラマや映画にも数多く出演しています。また、書道やファッション関連の活動も行っており、特にバーニーズ・ニューヨークの広告なども手掛けていることから、多才な一面が伺えます。最近では、東京パラリンピックの閉会式にも自身の音楽集団「el tempo」を率いて参加しました。

まとめ

シシド・カフカは、その独特な音楽スタイルと幅広いジャンルでの活躍を通じて、現代の音楽シーンに新たな風を吹き込んでいます。これからも彼女のさらなる成長と、多様な表現に期待が寄せられます。シシドの音楽とアートは、ますます多くのファンの心を掴むことでしょう。

もう一度検索