シャディ

シャディ株式会社について

シャディ株式会社は、東京都港区に本社を置くギフト販売の大手企業です。カタログギフトを中心に、多岐にわたる商品の提供を行っており、国内外で幅広い顧客に支持されています。1932年に創業し、大阪が発祥であったことから長い歴史を持つ企業でもあります。

沿革

シャディの歴史は、1926年に大阪市南区で個人商店「アサヒ扇子本舗・林信商店」としてスタートしました。その後、1931年に通信販売事業を開始し、商品名を「ハヤシシン」に改め、様々なギフト商品を取り扱うようになりました。1962年には株式会社として正式にスタートし、以降、数次の商号変更を経て、1979年に現在の「シャディ株式会社」に改名しました。

シャディは1971年、ギフト通販業界で初めてカラーカタログを発行し、カタログビジネスを展開していきます。また1978年には東京営業本部を設立し、福岡や名古屋に支店を開設するなど、全国展開を進めました。1994年には大阪証券取引所第2部に上場し、その後1999年には東京証券取引所第1部に指定替えを果たします。

事業の進化

1990年代に入ると、シャディはフランチャイズ形式のギフト専門店「サラダ館」を展開し始めます。「サラダ館」という名称は、『フレッシュで色とりどりの野菜が一杯入っているサラダのように、全国の店舗で新鮮な商品を提供する』という理念から付けられました。この事業は、地域に密着した形での有店舗メディアショッピングを可能にし、消費者が実際に商品を手に取り確認することができる新しい形態の購買体験を提供します。

グループと変遷

2005年には、親会社がUCC上島珈琲に買収され、シャディはUCCグループの一員となります。2007年には公開買付けにより、シャディはMRCホールディングスの完全子会社となり、その後もMRCホールディングスはシャディを吸収合併します。このような企業統合を経て、シャディはさらなる成長を遂げ、2012年にはニッセンホールディングスに買収されます。

カタログギフトの特色

シャディの特徴の一つは、全国の直営店やフランチャイズ店舗「サラダ館」を通じて提供される「有店舗カタログ販売」にあります。この方式では、顧客はカタログを手に取り、実物を見ることができ、商品の選択肢を広げることができます。また、インターネットを活用した販売や、様々なメディアを通じた宣伝活動も行い、消費者の利便性を高めています。

まとめ

これまでの歴史を通じて、シャディは時代の変化に対応しつつ進化を続けてきました。ギフト業界におけるカタログ販売の先駆者として、今後も顧客の期待に応え、成長を続けていくことでしょう。特徴的なサービスと商品提供を通じて、多くの人々に喜びを届けることを目的としています。

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