ショットランサーについて
ショットランサーは、アニメ映画『
[機動戦士ガンダム]]F91』および漫画『機動戦士
クロスボーン・ガンダム』に登場する架空の武装です。この武器は、主人公が属する「クロスボーン・バンガード」(CV)の[[モビルスーツ]によって使用されます。
ショットランサーの概要
ショットランサーは、槍の形状をもつ武器であり、特にコロニー内の戦闘を考慮して開発されました。このため、敵機を爆破することなく攻撃できるように設計されています。住民を守る目的もあり、白兵戦の際に敵と接触することで効果的に攻撃を行うことができます。具体的には、先端部分を弾体としてリニアガンの原理に基づいて高速で発射することが可能であり、その際に発生する高い運動エネルギーにより、敵機を貫通する力を持っています。
穂先部分は4つのブロックで構成されており、複数回の射撃を行える仕組みになっています。また、ショットランサーには補助的な射撃武装も内蔵されており、武器の鍔に相当する部分にはマシンキャノンが搭載されています。これにより、近接攻撃だけでなく遠距離からの射撃も行うことが可能になっています。
ジャベリンユニット
一方、
テレビアニメ『
機動戦士Vガンダム』では、MSに装備されるショットランサーの変形形態である「ジャベリンユニット」が登場します。このユニットはMWの背中に取り付けられ、腰部からせり上がって使用する独特な形式を採用しています。これにより、従来の手持ち武装とは異なるスタイルで攻撃を行うことができます。
ショットランサーを装備したモビルスーツ
ショットランサーを装備できるMSにはいくつかの機体があります。以下はその一部です:
- - デナン・ゾン
- - エビル・S
- - ベルガ・ダラス
- - ベルガ・ギロス
- - ベルガ・バルス
- - ビギナ・ギナ
加えて、アーケードゲーム『
機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』や『ガンダムVS.ガンダムNEXT』内でも、ショットランサーを装備したMSが見られます:
これらの武装は、作品内での戦略や戦闘スタイルに大きな影響を与え、多様な攻撃の選択肢を提供しています。ショットランサーは、その特異な設計と運用方法から、ガンダムシリーズにおける独自の武装として位置づけられています。