スタントン・キッド

スタントン・キッド：異国の地で輝くアメリカン・バスケットボールプレーヤー

スタントン・キッド（Stanton Kidd、1992年3月18日 - ）は、アメリカ合衆国出身のプロバスケットボール選手。

プロ入り前

メリーランド州ボルチモアのエドモンドソン・ウェストサイド高校で頭角を現し、4年生時には平均23ポイント、12リバウンド、6アシストを記録。チームをボルチモアシティディビジョン1の初優勝に導き、自身もチームMVPとオールメトロプレーヤーに選出されました。その後、全米トップの短期大学プログラムであるサウスプレインズカレッジで2シーズンプレーし、2011-2012シーズンには全米短大体育協会選手権でチームを無敗優勝に導きました。

ノースカロライナ・セントラル大学では、オールミッドイースタン・アスレチック・カンファレンスのファーストチームに選出。得点ランキング3位、リバウンド8位、フィールドゴール成功率5位と、各カテゴリーで上位にランクインする活躍を見せました。コロラド州立大学では、1試合あたり平均11.5ポイント、5リバウンド、1.8アシストを記録しました。

プロとしてのキャリア

2015年、ベルギーのリンブルフ・ユナイテッドでプロキャリアをスタート。その後、ドイツのタイガース・テュービンゲン、トルコのダルサファカでプレーし、2018年にはユーロカップのタイトルを獲得しました。同年、NBAサマーリーグでユタ・ジャズに加入し、6試合で平均10.8ポイント、3.3リバウンドを記録。

2019年7月、ユタ・ジャズと契約。NBAの舞台に足を踏み入れましたが、同年11月に解雇。その後、オーストラリアのメルボルン・ユナイテッド、トルコのオルマンスポル、イスラエルのハポエル・エルサレムを経て、2021年にはVTBユナイテッドリーグのロコモティフ・クバンに加入しました。

Bリーグでの挑戦

2022年、Bリーグの秋田ノーザンハピネッツに加入し、日本でのプレーを開始。2023年には信州ブレイブウォリアーズへ移籍しましたが、富山グラウジーズ戦で負傷し、契約解除。2024年7月、仙台89ERSに加入しました。

プレースタイル

恵まれた体格を生かした力強いプレーが持ち味で、得点能力とリバウンド力を兼ね備えています。また、高いバスケットボールIQを持ち、状況判断に優れているため、チームに貢献できる選手です。

所属チーム

エドモンドソン・ウェストサイド高校
サウスプレインズカレッジ
ノースカロライナ・セントラル大学
コロラド州立大学
リンブルフ・ユナイテッド (2015–2016)
タイガース・テュービンゲン (2016–2017)
ダルサファカ (2017–2019)
ユタ・ジャズ (2019)
メルボルン・ユナイテッド (2019–2020)
オルマンスポル (2020–2021)
ハポエル・エルサレム (2021)
ロコモティフ・クバン (2021–2022)
[秋田ノーザンハピネッツ]
[信州ブレイブウォリアーズ]
仙台89ERS(2024-)

参考情報

Colorado State Rams bio
RealGM profile
TBLStat.net Profile

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