セーラー広告

セーラー広告株式会社について

セーラー広告株式会社は、香川県高松市に本社を置く広告代理店で、四国および中国地方の広島県と岡山県に営業拠点を展開しています。本社は高松市にありますが、愛媛県松山市や岡山県岡山市にもそれぞれ「愛媛本社」「岡山本社」と称する拠点が存在します。また、2019年には東京都港区に東京支社を設立しています。これらの拠点を通じて、地域に密着した広告サービスを提供しています。

沿革

セーラー広告の歴史は、1951年にさかのぼります。最初は愛媛県新居浜市において屋外広告制作業として「株式会社セーラー工藝社」として設立されました。その後、1954年に高松市に本社を移転しました。1959年には商号を「株式会社セーラー広告社」に改称し、さらに1982年にはホットカプセルを子会社として設立しました。この子会社はタウン情報誌『月刊タウン情報かがわ』を刊行し、その中で独自の企画が展開されるようになりました。

1991年には高松市扇町に新社屋を設立し、それに伴い商号を「セーラー広告株式会社」に再度改称しました。2003年には岡山市と倉敷市にあった子会社の協同セーラー広告株式会社を合併し、岡山本社および倉敷支社を設立しました。さらに、同年には徳島市でタウン情報誌を発行する株式会社あわわを子会社として迎え入れました。2005年にはホットカプセルをあわわと経営統合し、その後ホットカプセルは清算されました。

2011年にはあわわが『月刊タウン情報かがわ』の発行に関する事業を譲渡しましたが、翌年に同誌は紙媒体からウェブ媒体に移行し、2015年にはウェブ版も休刊しました。最近の主な出来事としては、2018年4月に広島県福山市に本社を持つ第一エージェンシーとの業務提携があり、この際に株価が急上昇しました。

関連会社

セーラー広告株式会社は複数の関連会社を持ち、その中には株式会社あわわ、アド・セイル株式会社、株式会社ゴング、南放セーラー広告株式会社、株式会社エイ・アンド・ブイがあります。これらの関連会社は、広告業務の多様化や県内外でのキャンペーンの拡大に寄与しています。

その他

セーラー広告には、政治家の山内俊夫が勤務していた経歴があります。また、四国アイランドリーグplusの運営会社に出資していることも知られています。広告業界の変化に応じて、新たな挑戦を続けるセーラー広告株式会社は、地域のニーズに応えながら成長を続けています。

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