ダレット

株式会社ダレットの概要

株式会社ダレット（DALETTO Co., Ltd.）は、2006年に設立された日本のゲームメーカーで、主にオンラインゲームの運営とアミューズメントポータルサイトの提供を行っていました。設立当初は、カプコンとドワンゴの子会社であるゲームズアリーナが共同出資しており、その資本構成はカプコンが80.1％、ゲームズアリーナが19.9％となっていました。

代表取締役社長には、カプコンの常務取締役であった稲船敬二が起用され、『ロックマン』や『鬼武者』などの人気シリーズを手掛けていた経歴が注目されました。社名の「ダレット」は、古代ヘブライ語の「Dalet」に英語の「to」を加えた造語であり、「新しいことへの挑戦」という意味が込められています。また、「誰と遊ぶ」「誰と繋がる」という日本語の「誰と」にも関連しています。

主な事業

設立当初、ダレットは「モンスターハンター フロンティア オンライン」の課金決済代行を中心に事業を展開していました。その後、オンラインコミュニティサービス『ダレットワールド』や対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター オンライン マウスジェネレーション』（通称『SFO』）を発表し、オンラインゲーム事業を強化しました。

経営の変遷

2010年10月、稲船社長がカプコン及びダレットを退社し、後任に野村謙吉が就任しました。翌年の2011年2月には、カプコンがダレットの全株式を保有している状態となり、同年3月にダレットはカプコンに吸収合併され、解散しました。これにより、ダレットが運営していた各サービスはカプコンの一部門として統合されることとなりました。

サービスの展開

吸収合併後、ダレットが提供していた総合ポータルサイトは「カプコンオンラインゲームズ（COG）」としてリニューアルされ、運営が続けられました。しかし、2021年9月30日にサービスは終了しました。

ダレットのサービスには以下のようなものがありました：

• - daletto blog: ブログサービス
• - daletto TV: インターネット番組
• - daletto world: オンラインゲーム

関連項目

ダレットの設立と運営においては、カプコンやドワンゴが重要な役割を果たしていました。このような企業間の連携が、ダレットの成長に寄与したことは間違いありません。

参考資料

詳しい情報は、ダレットの公式ウェブサイトやカプコンオンラインゲームズの公式Twitterを参照してください。

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