ダノンプラチナ

ダノンプラチナ

ダノンプラチナ（英名：Danon Platina）は、日本中央競馬会（JRA）において輝かしい経歴を持つ競走馬です。その実績の中でも、2014年の朝日杯フューチュリティステークス（GI）での勝利は特に記憶に残ります。また、2015年の富士ステークスでもその能力を遺憾なく発揮しました。

戦績の詳細

2014年のデビュー戦

ダノンプラチナは2014年9月6日に札幌競馬場で行われた芝1500メートルの新馬戦でデビューしました。このレースでは前にいるダイトウキョウを捉えきれず、2着という結果に終わりました。しかし、その後の未勝利戦やベゴニア賞（500万条件）で連勝し、朝日杯フューチュリティステークスに挑戦権を獲得しました。レースでは、最後の直線で素晴らしい脚を使い、追い上げてきた人気薄のアルマワイオリを3/4馬身差で抑えて勝利しました。これがダノンプラチナにとっての初の重賞・GI勝利であり、騎手の蛯名正義とのコンビは、同一コースでの2歳GI連勝を成し遂げました。

2015年の春と秋

2015年シーズンはスプリングステークスから始まりましたが、勝ち馬キタサンブラックから3/4馬身差の3着に終わりました。皐月賞では、勝ち馬ドゥラメンテから大きく離されて11着という辛い結果になり、この後は春シーズンを休養に入りました。秋に入ってからは富士ステークスから復帰し、見事なパフォーマンスで勝利を収めました。この際のスタートで寄られる不利がありましたが、上がり3ハロン32.8秒の脚を使い、全馬を一掃しました。その後、香港マイルにも出走し7着に終わりました。

2016年の挑戦

2016年シーズンは東京新聞杯から始まり、スマートレイアーに敗れて4着となりました。その後、休養を挟み9月の京成杯オータムハンデキャップでは3着、続く富士ステークスでも再び3着という結果に終わり、再び休養に入ることになりました。

2017年の復帰とその後

2017年8月13日には関屋記念に出走し5着を記録しましたが、その後京成杯オータムハンデキャップに出走予定でしたが、左前に挫跖を負い出走取消となりました。更に11月のキャピタルステークスでは8着に終わりました。

2018年の最後の戦績

2018年はニューイヤーステークスからスタートし、後方待機から直線で大外からの豪快な差しで勝利を収めました。これは2015年の富士ステークス以来、約2年3カ月ぶりの勝利でした。しかし、その後の東京新聞杯では11着と惨敗。最終的に6月20日付けでJRAの競走馬登録が抹消され、南アフリカ共和国での種牡馬入りが決定しました。

血統とその他の情報

ダノンプラチナの母、バディーラは競走馬としては不出走でしたが、彼が初仔として生まれました。また、祖母Magical Allureは1998年のラブレアステークスの優勝馬であり、彼の血統にはナリタトップロードやマツリダゴッホなどの名馬が名を連ねています。ダノンプラチナの競走成績は、netkeibaやJBISサーチに基づいています。

もう一度検索