テイツー

株式会社テイツーについて



株式会社テイツー(Tay Two Co., Ltd.)は、岡山県岡山市に本社を置く、リユース事業を核とする企業です。1989年の創業以来、「古本市場」を中心とした店舗展開で成長を遂げてきました。書籍、CD、DVDゲームソフトといったエンターテイメント商材に加え、近年ではトレーディングカード専門店「トレカパーク」も展開し、幅広い顧客層のニーズに応えています。

創業と成長



1989年岡山市内に「古本市場」1号店をオープン。当初は貸倉庫を改装した店舗で、豊富な在庫を郊外型店舗で展開するという独自のスタイルを確立しました。創業当初は、希少な書籍も安価で販売していたことから、マニアの間で話題となりました。その後、新刊書店跡地への出店を契機に、複合店舗へと転換。中古品だけでなく新品も取り扱い、幅広い商品構成で顧客の支持を集めています。

店舗展開



2024年2月現在、テイツーは関東、中部、関西地方を中心に162店舗を展開しています。主力ブランドである「古本市場」に加え、小型店舗の「ふるいち」、トレーディングカード専門店「トレカパーク」など、多様な形態の店舗を展開することで、様々なニーズに応えています。また、イオンモールなどへの小型店舗「ふるいち」の出店も開始し、新たな顧客層の開拓にも積極的に取り組んでいます。

マスコットキャラクター



テイツーのマスコットキャラクターは、アライグマの「よしおくん」です。創業者の秋山良夫氏の体型をイメージして誕生したキャラクターで、2020年には会社設立30周年を記念してデザインがリニューアルされました。親しみやすいキャラクターとして、店舗や販促物などで活躍しています。

沿革



1989年: 岡山市南区に「古本市場」創業
1990年: 株式会社テイツー設立
1994年: 「古本市場」関西進出
1997年: 「古本市場」関東進出
1999年: JASDAQ上場
2002年: ポイントカード「ふる1かーど」導入
2013年: トレカ専門店「トレカパーク」1号店出店
2019年: AI搭載トレーディングカード査定機「TAYS」導入
2020年: 新POSシステム「TPOS」導入、ブックカフェ「ふるいちトキワ荘通り店」出店
2021年: グループビジョン「リユースで地域と世界をつなぐ」を発表
2022年: 「TAYS」の外販開始、買取王国と業務提携
2023年: 本社を岡山市南区豊浜町に移転

近年の動向



テイツーは、近年、積極的に事業の多角化と新たな顧客層の開拓を進めています。トレーディングカード市場への参入に加え、ブックカフェの展開、AIを活用した査定システムの導入など、既存の枠にとらわれない取り組みが特徴です。

不祥事



過去には、ポイントカードの個人情報紛失に関する問題が発生しています。個人情報保護の重要性が改めて認識され、情報管理体制の強化が求められています。


まとめ



株式会社テイツーは、リユース事業を基盤として、変化する市場ニーズに対応しながら成長を続けている企業です。地域に密着した店舗展開に加え、新たな事業領域への挑戦も積極的に行い、今後の発展が期待されます。

関連情報



新古書店: テイツーの主要事業であるリユース書籍販売の業態。
外部リンク
株式会社テイツー
古本市場 ふるいち店舗情報サイト
* ふるいち情報サイト

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。