『ドラゴンボールヒーローズ』の概要
『ドラゴンボールヒーローズ』は、
鳥山明の名作『ドラゴンボール』を題材にしたトレーディングカードアーケードゲームです。このゲームは、アーケード版のデータカードダスシリーズから派生したもので、データカードダスの名を冠さず、従来のカードにバーコードを使用していない点で特徴的です。代わりに、プレイ中はフラットパネルリーダーでカードを操作し、そこに配置してゲームを進めます。
ゲームの基本システム
このゲームは、プレイヤーが自らのキャラクター(ヒーローアバター)をゲームに登場させ、様々なミッションやバトルを楽しむことができるシステムが組まれています。『ヒーローライセンスセット』から得られるヒーローアバターカードを使うことで、プレイヤーは自身の分身を作り出し、そのキャラクターを育成・強化していくことが可能です。
ゲームのスタート時には、クレジットを投入してメニュー画面から選択します。「ゲームで遊ぶ」オプションで、一人用ゲームに入るか、同じマシンの他のプレイヤーと対戦する「店内対戦」に進むかを選べます。カードを購入するプロセスもあり、最大25枚まで連続購入が可能です。
戦闘とミッション選択
プレイヤーは、まずミッションを選択し、次に戦う敵を選びます。敵によって難易度が異なるため、自らの進行状況に応じた敵を選ぶことが重要です。使用するカードは最大7枚まで登録可能で、カードの認識は表面を上にして行わなければなりません。途中でヒーローアバターを登録する場合には特定のタイプから選ぶことができ、戦略的なプレイが求められます。
ユニットの特性
カードの効果には、必殺技やアビリティが含まれます。カスタマイズされたキャラクターは、各種アビリティや強力な必殺技を駆使し戦闘に臨みます。また、連携攻撃やヒーローエナジーを活用することで、さらに強力な攻撃を行うことが可能です。
モードとキャラクター
特筆すべきは、登場するキャラクターの豊富さです。サイヤ人やエリートタイプを始め、さまざまなキャラが登場し、原作のファンにはたまらない内容となっています。例えば、「ヒーロータイプ」は高い防御力を持ち、安定した戦闘を実現します。一方で「バーサーカータイプ」は攻撃力が高く、瞬発力に優れていますが、防御が脆弱なため、戦略的に使い分ける必要があります。
遊び方とバトルシステム
戦闘中は、カードの位置やアビリティの組み合わせが勝敗を大きく左右します。特に「タッチアクションアビリティ」など、操作によってアビリティが発動するシステムがあり、プレイヤーにとっての戦略性を高めています。バトルは最大5ラウンドで構成されており、敵のHPを0にすることが目的です。
ミッションやイベント
定期的に行われる特殊ミッションやイベントも、プレイヤーたちに新しい挑戦を提供しています。これにより、続々と更新されるコンテンツがプレイヤーを惹きつけ、プレイを飽きさせない工夫があります。累積の経験値やバッジ獲得も、さらなる成長のモチベーションに繋がる要素となっています。
まとめ
『ドラゴンボールヒーローズ』は、独自のシステムと多彩なキャラクター、戦略的なプレイを特徴とする、まさにファン待望のゲームです。定期的なイベントや新キャラクター追加は、常に新しい楽しさを提供してくれます。原作ファン、ゲームファンを問わず楽しめる内容となっているため、ぜひ体験してみることをおすすめします。