ドリアン・ロロブリジーダ

ドリアン・ロロブリジーダについて

概要

ドリアン・ロロブリジーダ（1984年12月24日生まれ）は、日本のドラァグクイーンとして知られ、東京都を拠点に活動しています。彼女は早稲田大学法学部を早々に中退後、2006年にデビュー。その後、様々な音楽ユニットで活動を広げ、今では新宿2丁目の有名なディーヴァの一人として、観客を魅了し続けています。2024年4月には、NHKラジオ第一『まんまる』に月曜のレギュラーとして出演する予定です。

来歴

ドリアンは2006年の「若手女装グランプリ」に出場し、初回にして優勝を飾ることで本格的にデビューしました。以来、コンサートやファッションショー、CM、PVなど、幅広い分野で活躍し続けています。また、181cmのスタイルに20cmのハイヒールを合わせたその独特なスタイルは、一度見ると忘れられない印象を残します。さらに、女装された姿だけでなく、男性シンガー「マサキ」としても活動しており、定期的にライブも行っています。

生い立ち

東京都木場に生まれ、男3人兄弟の末っ子として育ちました。一般的な家庭環境で育つ中、早い段階からオカマ呼ばわりされるものの、本人は特に気にしていなかったそうです。しかし、兄に対する周囲の反応から、彼の気持ちを考えるようになり、自分の存在には複雑な思いが芽生え始めました。彼は御茶ノ水にある桐光学園で学び、音楽活動にも力を入れるようになりました。特にテナーサックスを演奏し、同学年の生徒たちと共に吹奏楽部で活動しました。

ドラァグクイーンへの転身

高校3年生の時に知り合ったゲイの仲間たちとの交流を通じて、自身の性的指向に気付くようになります。大学へ進学し、早稲田大学に在籍していたものの、さまざまな理由から中退し、その後新宿のゲイバーで働く道を選びました。彼のドラァグクイーンとしての道は、先述の女装カラオケ大会での経験を経て開けたもので、その後2年間は付き合った相手の反対により活動を一時休止しながらも、両立生活を続けました。

名前の由来

“ドリアン・ロロブリジーダ”という名前は、当初急遽必要となったドラァグクイーンの名から生まれました。イタリアの女優、ジーナ・ロロブリジーダから取った「ロロブリジーダ」という名前に果物「ドリアン」を組み合わせた結果、影響力のあり、印象深い名前が誕生したのです。さらに、ドラァグクイーンとしての存在意義を、果物の特性に重ね合わせたことで、よりユニークなキャラクターとなっています。

現在の活動

現在も多岐にわたるメディアやイベントでの活動を行い続けており、歌手やパフォーマーとしての地位を確立しています。自身の座右の銘「The Show Must Go On」は、彼の強い想いを象徴しており、どんな困難にも屈することなく、観客を楽しませたいという思いが込められています。2024年には新たなラジオ番組での出演も控えており、全国各地でのイベント出演が続く予定です。

まとめ

ドリアン・ロロブリジーダは、自身のキャリアを通じて、メディア、舞台、音楽などの分野でその存在感を示し続け、様々なファン層を持つ、日本のプライドのシンボルとなっています。今後も彼女の動向に目が離せません。

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