ネガとポジ

Plastic Treeの『ネガとポジ』は、2007年6月27日にユニバーサルJからリリースされた通算8枚目のオリジナルアルバムです。前作『シャンデリア』から約1年ぶりのリリースとなり、初回盤と通常盤の2つの形態で発売されました。

初回盤には、「演奏実験記録<映像版>〜「ネガとポジ」全曲演奏風景〜」と題されたDVDが付属しており、アルバム収録曲全ての演奏風景を映像で楽しむことができます。一方、通常盤には、24thシングル「真っ赤な糸 (ネガとポジ版)」と、7thオリジナルアルバム『シャンデリア』収録曲のアレンジ版「hate red, dip it (loudest sound edition)」が特別に収録されています。

アルバムの収録曲は以下の通りです。

1. 眠れる森
2. 不純物
3. エレジー
4. スピカ (ネガとポジ版)
5. ザザ降り、ザザ鳴り。
6. 無人駅
7. オレンジ
8. Sabbath
9. egg
10. 涙腺回路
11. 黒い傘
12. アンドロメタモルフォーゼ

通常盤には上記に加えて、

13. 真っ赤な糸 (ネガとポジ版)
14. hate red, dip it (loudest sound edition)

が収録されています。

「スピカ (ネガとポジ版)」は、アルバムに先駆けて23rdシングルとしてリリースされた楽曲で、TBS系『徳光和夫の感動再会"逢いたい"』のエンディングテーマとして使用されました。また、「真っ赤な糸 (ネガとポジ版)」は、24thシングルとしてリリースされた楽曲で、アルバムに収録されているバージョンは、シングル版とはアウトロが異なる点が特徴です。この曲は、日本テレビ系『音燃え!』の2008年4月度エンディングテーマに起用されました。

「hate red, dip it (loudest sound edition)」は、7thオリジナルアルバム『シャンデリア』に収録されていた「ヘイト・レッド、ディップ・イット」のアレンジバージョンであり、通常盤のみに収録されています。

『ネガとポジ』は、Plastic Treeの音楽性の幅広さと深さを感じさせる作品であり、初回盤、通常盤それぞれに異なる魅力が詰まったアルバムと言えるでしょう。

もう一度検索