ハイパーバズーカ

ハイパーバズーカ

ハイパーバズーカとは、アニメ『ガンダムシリーズ』に登場する架空の兵器であり、モビルスーツ（MS）やマン・マシーンの標準的な武装の一つです。この兵器は、実弾を発射するための大型バズーカとして位置付けられており、技術的にはロケット砲に分類されるものです。

概要

テレビアニメ『機動戦士ガンダム』において、ハイパーバズーカは第3話から姿を現します。設定では、砲の後部からガスを噴射する無反動砲として描かれており、主役機のガンダムに加え、その量産型であるジムがこの武器を使用しています。その後の作品でも、このハイパーバズーカに準じた多くのバリエーションが引き続き登場しています。

作品ごとの特徴

『機動戦士Ζガンダム』

この作品では、ガンダムMk-IIにハイパーバズーカが装備されている点が特徴です。ここでは弾倉がカートリッジ式になり、予備の弾倉を持ち運ぶことが可能となっています。

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

νガンダムに搭載されるニュー・ハイパーバズーカも見逃せません。これは、連邦軍の標準的なMS用バズーカがνガンダム用にカスタマイズされたものであるとされています。さらに、フィギュア「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」では、実際の運用利便性に配慮された独自のデザインが採用されており、中折れ式の形状が取り入れられています。

『機動戦士ガンダムUC』

ユニコーンガンダムが装備するハイパーバズーカについても触れなくてはなりません。このバズーカは、連邦軍の代表的なMS用兵装をユニコーンガンダム向けに特別に設計したものであり、弾頭として散弾を標準装備しています。これも弾倉がカートリッジ式で、予備弾倉の携行が可能です。オンラインゲーム『ガンダムデュエルカンパニー』においては、装備したユニコーンガンダムが新バージョンとして扱われ、ゲーム内では3ターン目のみ大幅な攻撃力増加という特性を持っています。

『機動戦士Vガンダム』

この作品では第34話でガンブラスターに装備されており、デザインはニュー・ハイパーバズーカと共通しています。また、テレビアニメ『ガンダムビルドファイターズトライ』の第19話では、ガンダッシュブラスターの装備としても登場するなど、様々な作品でその存在感を示しています。

まとめ

ハイパーバズーカは、ガンダムシリーズにおいて非常に重要な役割を果たす兵器であり、そのデザインや機能は多くのシリーズで進化し続けています。各作品における使用機体や設定によって、ハイパーバズーカは様々な形でファンに親しまれており、今後も新たな解釈や形での登場が期待されることでしょう。

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