バスキュール

株式会社バスキュール：インタラクティブ・クリエイティブカンパニー

2000年7月設立の株式会社バスキュールは、東京都港区に本社を置くインタラクティブ・クリエイティブ・カンパニーです。社名は、創業当時事務所近くにあった勝鬨橋の跳開式構造（Bascule bridge）に由来しています。

企業理念と事業内容

同社は、年齢や言語の壁を超え、多くの人々に楽しさと感動を与えるコンテンツ制作を企業理念として掲げています。デジタルプロモーションや、文部科学省関連の子供向けデジタルコンテンツ制作など、幅広い分野で活躍。300を超える国内外の広告賞やクリエイティブ賞を受賞するなど、その高いクリエイティブ力は高く評価されています。

特に、ソーシャルメディアとテレビ放送の連動、マルチスクリーン視聴／エンターテインメントといった、新たな表現手法やコミュニケーション手法の開拓に積極的に取り組んできました。テレビ視聴中に他のメディアを併用する視聴スタイルの拡大を見据え、先進的なコンテンツ制作で業界をリードしています。

積極的な事業展開と合弁会社設立

革新的な取り組みは、企業連携にも表れています。2015年には、日本テレビ放送網株式会社と合弁会社「株式会社HAROiD」を設立。スマートテレビやスマートデバイスを活用し、テレビ放送コンテンツに双方向性や参加性をもたらすサービスを提供することで、テレビの可能性をさらに広げる取り組みを進めています。この取り組みは、視聴者、制作者、広告主の全てにとって新たな価値を創造することを目指しています。

他にも、複数の関連会社を設立し、事業を多角化しています。2008年には、WebコンテンツのPR企画推進を行う「株式会社キャッチボール」を設立。2011年には、株式会社ミクシィとの合弁会社「株式会社バスキュール号」を設立し、ソーシャルマーケティングサービスの拡大やオリジナルメディアの開発に取り組んでいます。さらに、2014年には株式会社PARTYと共同で、次世代クリエイター育成のための学校「BAPA」を開校するなど、教育分野にも貢献しています。2016年には、プログレス・テクノロジーズ株式会社と協働で「touch.plus」を発足させ、企業の垣根を超えた専門家集団による革新的なプロダクト開発にも取り組んでいます。

まとめ

株式会社バスキュールは、創業以来、常に新しい表現手法やコミュニケーション手法に挑戦し続け、数々の成功を収めてきました。多様な事業展開と積極的な企業連携によって、デジタルエンターテインメント業界に大きな影響を与え続けている企業と言えます。今後も、革新的なアイデアと技術力で、人々の生活を豊かにするコンテンツを提供し続けることが期待されます。

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