『バトル
ドッジボール』は、
1992年10月16日にバンプレストから発売された
ゲームボーイ用
スポーツゲームです。本作は、SDにディフォルメされた
ロボットアニメや
特撮作品のキャラクターたちが戦う
クロスオーバー作品『
コンパチヒーローシリーズ』の一作であり、ガンダムシリーズ、
仮面ライダーシリーズ、ウルトラシリーズといった人気作品のキャラクターたちがチームを組んで
ドッジボールで対決するという、ユニークな内容が特徴です。
シリーズ内シリーズであるバトル
ドッジボールシリーズの第2作目にあたりますが、ナンバリングはされていません。
スーパーファミコン用ソフトとして発売された第1作『バトル
ドッジボール 闘球大激突!』(
1991年)の直接的な続編ではありません。
ゲーム内容としては、前作からの変更点として、チーム構成が内野3人外野1人制から内野2人外野1人制に変更されました。ただし、内野の2番目と外野は同じキャラクターとなっており、内野キャラクター2番目を入れ替えると自動的に外野もそのキャラクターに変更されるというシステムになっています。また、必殺技の演出も変更され、第1作では演出後に敵内野全員にダメージを与えるものでしたが、本作では特殊な軌道で飛ぶ強力なボールを投げるというものになりました。
登場キャラクター
本作には、以下の作品から様々なキャラクターが登場します。
ガンダムシリーズ
仮面ライダーシリーズ
* ウルトラシリーズ
これらの作品から、おなじみのキャラクターたちがSD化された姿で登場し、
ドッジボールの試合を盛り上げます。
主要キャラクター
詳細は不明ですが、各シリーズの代表的なキャラクターたちが登場するものと思われます。
サブキャラクター
コンパチヒーローシリーズのオリジナルキャラクターであるバンプレキッドとファイターロアが、審判として出演しています。
評価
ゲーム雑誌『ファミコン通信』の「
クロスレビュー」では、6・4・5・4の合計19点(満40点)という評価を受けています。また、『
ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は19.7点(満30点)となっています。これらの評価は、当時のゲーム雑誌における評価であり、参考情報として捉えることができます。
『バトル
ドッジボール』は、
コンパチヒーローシリーズならではのクロスオーバー要素と、
ドッジボールというシンプルなゲーム性を組み合わせた作品であり、シリーズファンや、当時
ゲームボーイで遊んでいたプレイヤーにとっては懐かしい作品として記憶されていることでしょう。