バレットストーム

『バレットストーム』（BULLETSTORM）は、2011年にEpic GamesとPeople Can Flyが共同開発し、エレクトロニック・アーツから発売された、爽快感溢れるアクションが特徴のFPSゲームです。ポーランドのワルシャワを拠点とするPeople Can Flyが開発を担当しました。物語は、アメリカのコミック界で著名なリック・レメンダーによって書き下ろされ、500年後の未来を舞台に展開します。

ゲームプレイは、一般的なFPSの要素を踏襲しつつ、本作ならではのユニークなシステムが組み込まれています。近接攻撃であるキック、敵やオブジェクトを引き寄せるリーシュ、そして、創造的かつ高難易度な方法で敵を倒すことで経験値が得られる「スキルショット」システムが特徴です。これらの要素を組み合わせることで、単なる銃撃戦ではない、多彩なアクションが楽しめます。また、マルチプレイモードでは、最大4人のプレイヤーによる協力プレイが可能で、仲間と共にミッションに挑むことができます。

日本語版は、2011年2月24日に発売されました。パッケージ版には特典アイテムが同梱されていますが、国内版では残酷描写が大幅に規制されているため、一部のユーザーからは否定的な意見も出ています。2017年には、リマスター版となる「フルクリップエディション」が、PC、PlayStation 4、Xbox One向けにリリースされました。

ストーリー

物語は、主人公グレイソン・ハントが、かつての楽園だった惑星ステージアに不時着するところから始まります。彼は、指揮官サラノの策略によって、エリート暗殺者集団「デッド・エコー」を追われる身となり、仲間たちと共に、指揮官への復讐を誓います。生き残るか、復讐を遂げるか、グレイソンの決断が物語の鍵を握ります。

登場人物

グレイソン・ハント（Gray）:
主人公。「デッド・エコー」の元メンバーで、現在は賞金首として宇宙を放浪しています。
イシ・サトウ（Ishi）:
グレイの相棒であり、「デッド・エコー」の元メンバー。東洋系の人物です。
レル:
「デッド・エコー」の元メンバーで、モヒカン頭の屈強な戦士です。
ドク:
「デッド・エコー」の元メンバーで、グレイの宇宙船で医療を担当しています。片眼鏡がトレードマークです。
サラノ将軍（General Sarrano）:
グレイとイシを追い詰める連合の軍人であり、元「デッド・エコー」の指揮官です。戦艦ユリシーズに乗艦しています。
トリシカ（Trishka）:

小ネタ

ゲーム中の回想シーンに登場する都市には、日本の「プロミス」、「ほのぼのレイク」、「タマホーム」といった企業の看板が登場します。これらの看板が、未来都市にどのような意図で配置されているのかは、プレイヤーの想像に委ねられています。

外部リンク

公式ウェブサイト（英語）
公式ウェブサイト（日本語）
* バレットストーム - EA Japan（日本語）

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