バンダイナムコスタジオ

株式会社バンダイナムコスタジオの概要

株式会社バンダイナムコスタジオ（Bandai Namco Studios Inc.、略称: BNSI）は、日本に拠点を置くゲーム開発企業であり、バンダイナムコエンターテインメント（BNEI）の完全子会社です。この会社は2012年4月2日に設立され、バンダイナムコゲームスからの開発スタジオ機能の分割により新たに誕生しました。設立から数年のうちに、シンガポールとカナダ・バンクーバーにそれぞれ子会社を設立し、国際的な展開を推進しています。

クリエイター特化の制度

バンダイナムコスタジオは、クリエイターのための人事および報酬制度を導入し、開発チームの責任と権限を明確にすることに力を入れています。この取り組みにより、同社は自社のゲーム開発に加え、任天堂など他社のゲーム作品の外注開発も積極的に行っています。特に、旧ナムコで開発された貴重なゲーム資料については、長期的な保管と活用を目的とした「アーカイブプロジェクト」が進行中です。

研究開発の移管

2018年10月1日には、VR機器やアーケードゲームの研究および企画開発部門を新設された株式会社バンダイナムコアミューズメントラボに移管しました。また、一部の研究開発部門は2019年4月1日付けで、株式会社バンダイナムコ研究所へと移行しました。2021年にはインディーゲームレーベル「GYAAR Studio」を設立し、様々な新しいプロジェクトに挑戦しています。

開発したゲームタイトル

バンダイナムコスタジオは、数多くの人気ゲームシリーズに関与しています。

• - アイドルマスターシリーズ：複数のタイトルを通じて楽曲制作やアニメーション制作に携わっており、アイドルマスターシンデレラガールズや、ミリオンライブ！シアターデイズなどの作品が挙げられます。

• - 機動戦士ガンダムシリーズ：エクストリームバーサスシリーズや、ガンダムバーサスなど多くのタイトルで知られています。

• - テイルズ オブ シリーズ|テイルズ_オブ_シリーズ：テイルズオブアライズを含む多数の作品が開発されています。

• - その他の人気タイトル：エースコンバット、ゴッドイータ、鉄拳、太鼓の達人、さらにはマリオカートや大乱闘スマッシュブラザーズなど、任天堂との共同開発によるゲームも多くあります。

事業所

国内外において活動域を広げるこの会社の本社は東京都江東区に立地しており、そのほかにも数か所にスタジオを持っています。また、シンガポールやマレーシアにも子会社を設立し、グローバルな展開を進めています。

結論

株式会社バンダイナムコスタジオは、独自の人事制度や国際展開を通じて、多様なゲームの開発を行うことで、業界内での地位を確立しています。これからも新たなタイトルやプロジェクトへの挑戦が期待される企業です。

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