パシオス

パシオス (PASEOS) について

パシオスは、株式会社田原屋が展開する衣料品専門店の名称です。1879年の創業以来、140年以上にわたり地域に根ざした事業を展開しています。

事業概要

株式会社田原屋は、婦人服、紳士服、子供服、服飾雑貨、肌着、リビング用品など、幅広い商品を扱う「総合衣料専門チェーン」として、店舗名「ファッションプラザ パシオス」を展開しています。2024年2月末現在、関東、甲信、東海、近畿地方に181店舗を構えています。郊外のロードサイド店舗、駅前立地、食品スーパーとの共同出店、ショッピングセンターへのテナント出店など、多岐にわたる出店形態が特徴です。

店舗コンセプト

店舗外装は、茶系の濃淡カラーと薄いブルーのガラスを組み合わせ、自然と水をイメージしたデザインで、親しみやすい雰囲気を演出しています。内装は、ベージュ系の色を基調とし、アクセントとして白を効果的に使用することで、ナチュラルでありながらも清潔感とすっきりとした印象を与える空間設計となっています。

経営理念

パシオスの経営理念は、「すべてはお客様のためだけに」という企業原点を掲げ、「一人ひとりを大切に」を理念とし、企業方針として「オリジナルスタイルで『ときめき』を、クオリティーの追求で『うるおい』を」を掲げています。

沿革

1879年（明治12年）：川崎市堀之内で綿糸商として創業
1924年（大正13年）：合名会社田原三蔵商店に改組
1948年（昭和23年）：株式会社田原屋創業。川崎駅前の銀柳街商店街で衣料小売業を開始
1957年（昭和32年）：川崎本店ビル完成。総合衣料大型店を開始
1959年（昭和34年）：総合衣料大型店の多店舗化を開始
1984年（昭和59年）：総合衣料中・小型店業態を開発
1991年（平成3年）：本部機能立ち上げ、全社にPOSシステム導入
1992年（平成4年）：総合衣料中・小型店のセントラルバイイング開始、物流センター稼働
1996年（平成8年）：本部機能の完成
1997年（平成9年）：新しい店舗名として「パシオス田原屋」と「パシオス」を導入
1998年（平成10年）：1号店の開業から50周年を迎える
2000年（平成12年）：ファッション衣料の中・小型店「パシオス」の多店舗化を開始
2003年（平成15年）：店舗数100店舗達成
2004年（平成16年）：店舗名をすべて「ファッションプラザ パシオス」に統一
2008年（平成20年）：浦和物流センター稼働開始、全社にオンラインPOSシステム導入
2013年（平成25年）：本部を現在のソリッドスクエアへ移転
2015年（平成27年）：オリジナルブランド「Api」「SUFFUSE」「SPEEV」の展開スタート
2018年（平成30年）：オリジナルブランド「FOVL」の展開スタート
2019年（令和元年）：オリジナルブランド「LAVIMORE」「PEAQOM」の展開スタート
2021年（令和3年）：ECサイトの立ち上げ、関東1都6県にてテレビCMを放映
2022年（令和4年）：物流センターを浦和から綾瀬へ移設し稼働開始。パシオス業態設立から30周年を迎える
2023年（令和5年）：会社創業から75周年を迎える

オリジナルブランド

パシオスでは、多様なニーズに応えるため、複数のオリジナルブランドを展開しています。

Api（アピ）: 最新のトレンドを取り入れたヤングスタイル。
SUFFUSE（サフューズ）: トレンドを程よく取り入れたカジュアルスタイル。
SPEEV（スピーブ）: スポーツシーンで活躍できるアクティブスタイル。
PEAQOM（ピーコム）: 洗練されたデザインと機能性を兼ね備えたアウトドアスタイル。
FOVL（フォブル）: 都会的なきれいめファッションのアーバンスタイル。
LAVIMORE（ラビモア）: 洗練された大人のミセス向けのおしゃれなスタイル。

店舗展開

パシオスは、神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県に店舗を展開しています。

過去に存在した店舗

過去には、LALAガーデンつくば店、宇都宮店、浦賀店、平塚店、平塚四之宮店、元住吉店、秩父店、岩槻店、千葉店、八千代店、赤塚店、沼田店などがありましたが、閉店しています。

脚注

詳細は、パシオスの公式サイト、株式会社田原屋のサイト、パシオスNet、Twitter、Instagramなどで確認できます。

外部リンク

パシオスウェブサイト
株式会社田原屋サイト
パシオスNet
TWITTER
* Instagram パシオス Api

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