パチスロ必勝ガイド

パチスロ必勝ガイドについて

「パチスロ必勝ガイド」は白夜書房が発行し、1990年に創刊されたパチスロ専門の情報誌です。ただし初期は異なるタイトルの増刊号としてリリースされていたため、正式な創刊日は1992年11月に設定されています。ものづくりの情熱を持つ同社の発行するこの雑誌は、パチスロファンにとっての情報源として長い歴史を持っています。

発行の頻度と関連誌

この誌は主に毎月月末（主に29日）に発売されますが、実質的には毎月中旬頃に発行される『パチスロ必勝ガイドMAX』（1999年創刊）との連携により、月に2回刊行されていると言えます。また、偶数月に発行される『パチスロ必勝ガイドセブン』（2001年創刊）、毎月21日発行の『パチスロ必勝ガイドNEO』（2007年創刊、2012年休刊）などもあり、幅広いラインナップを誇ります。

特徴と革新性

パチスロ専門誌の中では「パチスロ攻略マガジン」と並んでの有名な存在であり、特に4号機が登場した後、業界内で重要な役割を果たしてきました。「DDT打法」と称される独特な攻略法やビッグボーナス中の「リプレイはずし」は、この雑誌から生まれたものであり、これらの技術は多くのプレイヤーに影響を与えてきました。その後の4号機でもこれらの攻略法が普及し、設定が変更されるとともにスロット機にもその理念が組み込まれるようになりました。

ライター陣とファンの関与

この雑誌には、多くの個性的なライターが在籍しており、読者から絶大な支持を受けています。ライターたち自身もパチンコイベントやテレビ番組に頻繁に登場しており、それぞれのファンが形成されています。中には、パチスロ漫画誌『パチスロパニック7』でストーリーを展開するライターも多く、連動したフィールドでも楽しむことが可能です。

休刊と新会社の設立

2012年に白夜プラネット（白夜書房の子会社）で発生した賭博事件がきっかけで、『パチスロ必勝ガイドNEO』は2012年5月号を最後に休刊となります。このような困難の後、新会社である株式会社ガイドワークスが設立され、以前のパチスロ必勝ガイド系列の情報が引き継がれることになりました。その結果、2012年の7月には『別冊パチスロ必勝ガイド』が復活し、同年14日に『パチスロ必勝ガイドMAX』の再スタートを果たしました。

ゲームやテレビ展開

本誌は、その人気からいくつかのゲームソフトが開発される原動力ともなりました。1995年には「パチスロ必勝ガイドGB」が、2009年にはニンテンドーDS用ソフト「ザ・パチンコホール MARUHAN」が登場しました。さらに、テレビ番組化も進み、『パチスロ必勝ガイドTV』が2011年から放送されています。パチスロ界の動向をより身近に感じられるように、多面的なアプローチがなされています。

総括

「パチスロ必勝ガイド」は、その発行歴やライター陣の多彩さにより、現在もパチスロの情報源として重要な役割を果たしています。アクティブな読者へのサービスを通じて、今後もパチスロ文化を支える存在として進化し続けることでしょう。

もう一度検索