パッサーロ

パッサーロ - Honda FCのマスコット

パッサーロは、Honda FCの象徴的なマスコットキャラクターで、ツバメをモチーフにデザインされています。ツバメは旧浜松市の市鳥であり、このキャラクターには地域に根ざした深い意味があります。パッサーロのデザインは2006年2月に決定されて以来、サポーターたちと共にチームへ声援を送り続けています。

パッサーロの特徴とユニフォーム

パッサーロはHonda FCのユニフォームを着用し、背番号は「836」となっています。この数字は、パッサーロの名前の語呂合わせによるものです。また、「パッサーロ」という名称はポルトガル語で「鳥」または「小鳥」を意味し、チームのシンボルマークとしても愛されています。スタジアムではパッサーロのぬいぐるみやTシャツ、ステッカーなどのグッズも販売され、ファンたちに愛され続けています。

現在、JFLのチームにおいてマスコットキャラクターは珍しくありませんが、パッサーロはこれらのマスコットの中で最も早く誕生したと言われています。数年前からはHonda FCの選手集合写真にも登場するようになり、チームのアイドル的存在として多くのサポーターに親しまれています。

パフォーマンス

パッサーロは試合中に非常にアクティブで、選手入場前やハーフタイム、試合終了後のメインスタンド側ピッチに登場し、観客を楽しませます。その際、特有の「ういーん」という声を発しつつ、バックでは音楽が流れます。また、選手入場前にはショーツが脱げてしまうハプニングがあることも。その際には慌てる姿が見られ、周囲のスタッフが助ける場面も多いです。

天候によってはポンチョをまとい、ユーモラスなおとぼけキャラとしての一面を見せます。過去には、試合前にショーツが脱げたり、相手チームのゴールキーパーと接触したりといった、可笑しみ溢れるエピソードが数多く存在します。黄昏時になることも多く、ハンドボールでは時折ボトルを蹴り、それによってチームが敗北することが多かったため、一部のサポーターの間では不吉な出来事として語られます。

サポーターとの交流

試合のある日、Honda FCのホームゲームでは、パッサーロはメインスタンド側の入口で観客を出迎える役割も担っています。開場の初めにはハイタッチや握手を通じてサポーターと触れ合い、非常にフレンドリーな姿勢を見せています。また、試合終了後には中央付近でサインや写真撮影を求めるファンで賑わい、パッサーロは大忙しです。

さらには、都田サッカー場の外でも活動し、本田技研工業の祭りや地域のイベントに参戦して、選手たちと共にサポーターとの絆を深めています。

結論

パッサーロはHonda FCのマスコットとして、地域やチームを象徴する存在であり、彼のユーモラスなパフォーマンスやサポーターとの交流を通じて、チームや地域に活気を与えています。彼の愛らしい姿は、試合の日だけでなく、多くのイベントでサポーターたちの心を掴んでいます。

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