パノラプロ

株式会社パノラプロとそのメディアPANORAの紹介

株式会社パノラプロ（PANORAPRO Inc.）は、日本を拠点にバーチャル・リアリティ（VR）に関連する情報を発信するメディア「PANORA」を運営しています。VR技術の進化とともに、PANORAはその動向や関連ニュースを広める役割を担ってきました。特に、バーチャルYouTuber（VTuber）文化の進展に早くから注目し、これらの新しいメディアの可能性を探る活動を行っています。

歴史的背景

パノラプロの歴史は2016年にさかのぼります。その年の4月28日、東京のデジタルハリウッド大学駿河台キャンパスで、VRとアミューズメント施設に関連するセミナーを開催し、産業界とのつながりを深めました。このセミナーは、VR技術がエンターテインメントに与える影響を考える重要な舞台となりました。

また、2017年8月12日には、新橋ツクモデジタル.ライフ館でガジェットのフリーマーケットを開催し、VR関連の製品や技術に対する認知度を高める努力を続けました。さらに、2018年2月13日には、バーチャルYouTuber「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」の公式LINEスタンプを発売し、デジタルコンテンツの流通にも挑戦しました。

2019年2月15日には、ダイバーシティ東京にて、人気VTuberの白上フブキやときのそらなどと共に話せるバレンタインイベントを実施。このイベントは、ファンとの交流を深める良い機会となり、VTuber文化のさらなる普及に寄与しました。

2020年8月からは、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンおよびマイスター・ギルドと共同で、アセット開発のコンテストをスタートし、新たなクリエイターや技術者の育成にも寄与しています。

PANORAの設立と成長

PANORAは、法人設立以前の2014年にスタートし、日本初のVR専門オンラインメディアとして位置付けられています。PANORAは、初音ミク関連ソフト『Mikulus』や『サマーレッスン』など多様なキャラクター系VRを取り上げ、業界の先駆者として独自の情報発信を行っています。このことによって、初期からバーチャルYouTuber文化にも深い関心を寄せ、キズナアイなど新たな表現形態に焦点を当てました。

特筆すべきは、2017年2月に当時デビューからわずか3か月のキズナアイにインタビューを行ったことです。このインタビューは、時代の波を受けた新しいメディアの可能性を示すものでした。PANORAは、今後もVR技術の進化に寄り添い、さまざまな情報を提供し続けることを目指しています。

まとめ

株式会社パノラプロとそのメディアPANORAは、バーチャル・リアリティに関連する革新を追求し続けています。パンデミックやデジタル化が進む現代では、VR技術の活用はますます重要になってきており、PANORAが果たす役割は今後も増大していくでしょう。情熱をもってバーチャル世界の魅力を発信し、日本におけるVR文化の発展に寄与することが期待されます。

もう一度検索