ピーポくん

ピーポくん：警視庁のマスコットキャラクター

ピーポくんは、警視庁のシンボルマスコットとして1987年4月17日に誕生しました。「親しまれ、信頼される警視庁」をテーマに、都民と警視庁の絆を強める役割を担っています。名前は、人々の「ピープル」と警察の「ポリス」の頭文字から取られています。

特徴

ピーポくんは、全身が黄色で、大きな耳と腰のベルトが特徴です。特定の動物をモデルにしたのではなく、様々な動物の可愛らしい部分をイメージして作られています。幼児にも親しみやすいように、顔が大きく体が小さいという愛嬌のあるデザインが採用されています。

大きな耳: 都民の声を幅広く聞く
アンテナ: 社会全体の動きを素早くキャッチ
大きく見開いた目: 社会の隅々まで見渡す

キャラクター展開

ピーポくんは、防犯ポスターをはじめ、ぬいぐるみや携帯ストラップ、文具、Tシャツ、キーホルダーなど、様々なグッズに展開されています。これらのグッズは、警視庁管内の運転免許試験場の売店などで購入できます。また、警視庁の公式ウェブサイトや交番、警察署など、様々な場所でピーポくんを見ることができます。

2002年4月17日からは、ピーポくんの歌がイベントなどで使用されています。2016年以降は、広報用映像やWebアニメで声優が声を担当しています。2021年6月29日からは、パトカーにピーポくんのステッカーが貼られるようになりました。

ピーポくんの家族

ピーポくんには、両親、妹のピー子、弟のピー太、祖父母がいます。家族もピーポくんをモデルにした愛らしい姿で、ウェブサイトで声を聞くことができます。

騒動

過去には、ピーポくんのパロディイラストを使用したグッズが商標法違反に問われたり、イベントで熱中症により倒れるなどの騒動がありました。

ピーポくんの現在とこれから

長年、ピーポくんのぬいぐるみ製造を担ってきた工場が閉鎖されましたが、2025年4月からは新たな製造業者によって販売が再開される予定です。刑事ドラマなどにも登場するピーポくんは、マスコットキャラクターとして高い認知度を誇り、都民に親しまれています。

関連情報

官公庁のマスコットキャラクター一覧：他の道府県警にもマスコットキャラクターが存在します。
東京都交通局：交通安全や火災予防のため、都電荒川線で「ピーポくん号」を運行しています。
キュータ：東京消防庁のマスコットキャラクターです。
* ポドリくん：韓国警察庁のマスコットキャラクターで、ピーポくんを参考に作られたと言われています。

ピーポくんは、これからも警視庁と都民を結ぶ大切な存在として、活躍を続けていくことでしょう。

もう一度検索