ぷす

ぷす（アーティスト紹介）

ぷすは、1994年5月23日に生まれた日本のボカロP、歌手、そしてソングライターとして知られています。彼は、音楽ユニット「ツユ」のリーダーとしても活動しており、ギターを担当し、ほぼ全ての楽曲の作詞作曲を手掛けています。

来歴

2012年: 音楽活動の始まり

ぷすは、2012年に「じっぷす」という名義で音楽活動を開始しました。1月29日には、彼のVOCALOID楽曲「イアイア☆イヤークラッシャー」をニコニコ動画に投稿し、注目を集めました。同年、じっぷす名義で発表した「ヘイセイカタクリズム」が、ニコニコ動画での再生回数が10万回を超え、VOCALOID殿堂入りを果たします。この影響で、以降の彼の楽曲は「ヘイセイプロジェクト」として広く認識され、人気を博しました。

2014年: メジャーデビューの決定

2014年10月10日、彼はメジャーデビューすることを発表し、同時に「ヘイセイプロジェクト」の小説化とマンガ化が始まることが告知されました。12月17日には、記念すべきアルバム「ヘイセイプロジェクト -ホワイトノイズ-」がリリースされ、彼のキャリアの大きな転機となりました。

2015年: 名義変更と新たな作品

2015年6月17日には、アルバム「ZIPS」をリリースし、多くのファンを喜ばせました。同年の12月10日には、名義を「じっぷす」から「ぷす」に変更しました。この名前の変更には新たなスタートを切る意図が込められていると思われます。

2016年: みやっぷすの結成

2016年の年末、ぷすはみやかわくんと共に音楽ユニット「みやっぷす」を結成します。彼らは同日、自主制作盤「青春エンドレス」を発表し、その活動を始めました。

2017年: ワンマンライブの開催

2017年4月2日、「みやっぷす」としてのワンマンライブを東京都の下北沢GARDENで開催しました。このライブは多くのファンに支持され、彼らの音楽の幅を広げる大きなイベントとなりました。

2019年: 「ヘイセイプロジェクト」の完結

平成から令和に変わる日、2019年4月30日には「ヘイセイプロジェクト」の最後の作品「ヘイセイサヨナラバイバイ」のミュージック・ビデオが公開され、このプロジェクトの締めくくりとなりました。さらに5月23日、自身の誕生日に歌い手としての活動を引退しました。しかし、その後の6月12日には、新たに音楽ユニット「ツユ」を結成し、同日「やっぱり雨は降るんだね」のミュージック・ビデオを公開しています。

2024年: トラブルとその後

2024年には、ぷすは東京都中野区の自宅で交際相手に対し殺人未遂の疑いで逮捕されるという重大なトラブルに直面しました。しかし、鑑定入院の結果、心神喪失状態であったことが認定され、不起訴処分となり釈放されました。

音楽ユニット「ツユ」との関わり

ぷすは「ツユ」でリーダーシップを持ち、音楽制作に力を注いでいます。また、過去にはみやかわくんとの「みやっぷす」や、しゃけみー、すたんがんとのユニット「しゃけぷすたん」としても活動していましたが、現在はどちらも休止しています。

メディアミックス展開

「ヘイセイプロジェクト」の楽曲はその人気に応じてメディアミックス展開され、2014年には漫画や小説としても発表され、ファンの間で広く親しまれました。

ぷすの音楽は、彼の多才な能力と個性を反映しており、今後の活動にも大きな期待が寄せられています。

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