プラスオートメーション

プラスオートメーション株式会社は、物流業界向けに最先端のロボット機器とシステムをレンタル・販売する企業です。この会社は、物流大手の日本GLP、総合商社の三井物産、そしてトヨタグループの豊田自動織機という、業界をリードする3社が共同で設立した合弁会社として、その活動を展開しています。

同社の企業コンセプトは「テクノロジーで次代の物流を共に創る」というもので、最新のテクノロジーを活用して物流業界の未来を切り開くという強い意志が込められています。

事業概要

プラスオートメーションは、物流ロボットを月額定額制のサブスクリプションモデルで提供するという、業界でも革新的なサービスを展開しています。このサービスでは、顧客のオペレーションに最適なロボティクスシステムを企画し、一時的なロボットの増減やスペースの変動にも柔軟に対応できます。さらに、ロボットの故障や点検が必要な際には、代替機が迅速に提供されるため、業務の中断を最小限に抑えることが可能です。これまでに導入されたロボットの累計台数は1,000台を超えており、その実績がサービスの信頼性を物語っています。

実際に、ファッションブランドの株式会社ジュンが、この「RaaS（Robot as a Service）」の第一号としてソーティングロボットシステムを導入しています。また、ゴールドウイングループの物流業務を受託する東砺倉庫では、富山県の物流センターに、日本初となる「ビッグフラップ型t-Sort」が導入され、その効率性が注目を集めています。

沿革

プラスオートメーションは、2019年6月に三井物産と日本GLPの出資を受けて設立されました。設立当初の資本構成は、三井物産が60%、日本GLPが40%でした。

その後、2020年9月には、豊田自動織機が第三者割当増資と資本業務提携を通じて参画し、更なる事業拡大に向けた体制を強化しています。

外部リンク

• - 公式ウェブサイト

プラスオートメーションは、物流業界の課題解決に貢献するため、最新技術を駆使したロボットソリューションを提供し、顧客と共に次世代の物流を創造していくことを目指しています。

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