プリティーリズム・レインボーライブ

プリティーリズム・レインボーライブ

『プリティーリズム・レインボーライブ』は、タカラトミーアーツとシンソフィアが手掛けた人気アーケードゲームを基にした、テレビアニメの第三弾です。この作品は、2013年4月6日から2014年3月29日まで放送されており、そのキャッチコピーは「七色ハートでハッピーな〜る！」です。

概要

監督には、前作の『プリティーリズム・オーロラドリーム』および『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』の菱田正和が再登場しました。シリーズ構成には井内秀治が関与し、キャラクター原案はokamaが担当しています。登場人物や舞台設定は過去のシリーズから刷新されましたが、基本的には「プリズムショー」や「プリズムジャンプ」などの設定は受け継がれています。特に、前作で重視された「プリズムアクト」は、「プリズムライブ」へと進化し、ストーリーの中心となります。

音楽グループ・TRFの楽曲が主題歌に採用されるなど、音楽とのコラボレーションもあります。また、製作委員会には小学館が復帰し、韓国のDONGWOO ANIMATIONも参加していますが、前作までの製作会社は本作から外れています。

アニメの特徴

基本的には2Dアニメーションですが、ダンスシーンは3DCGのトゥーンレンダリング技術を用いて描かれています。放送終了後には、男子プリズムスターのユニット「Over The Rainbow」を描く映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』が公開されました。

プリティーリズムCLUB

本作でも実写パートが挿入され、Prizmmy☆とプリズム☆メイツが「女の子の夢がかなうお店」をテーマに様々な情報やスイーツ、ダンスを紹介します。配信版では肖像権などの問題で放送されないことがあります。

あらすじ

物語は、音楽を聴くと色が見える特別な力を持つ中学2年生の彩瀬なるが主人公です。彼女の夢はファッションブランドの店長になることで、ある日新しくオープンする店のオーディションを知り、参加を決意します。最終的に「プリズムショー」という難しい試験を経て、「プリズムストーン」の店長に選ばれることになります。

なるはスイーツ担当の福原あん、メイク担当の涼野いとと共に、DJ.Cooのサポートを受けながら新たなショップを開店します。また、プリズムスター専門の養成校エーデルローズに通う仲間たちとも出会い、互いに競い合いながら成長していきます。

キャスト

アニメには多彩なキャラクターが登場します。主人公の彩瀬なるを演じるのは加藤英美里、そして福原あんには芹澤優が起用されています。涼野いとは小松未可子が担当し、他にも多くの人気声優が参加しています。

用語解説

プリズムライブ

今作の中で重要なアクションで、プリズムショーのクライマックスでペアのプリズムスターが行うパフォーマンスです。この技は以前のルールブックには記載されていなかったが、やがて採点対象となります。

プリズムワールド

りんねというキャラクターが元々いた異世界のことで、過去のプリズムスターたちの活動にも関連しています。

スタッフ

本作は多くの才能あるスタッフによって制作されており、音楽制作はavex entertainmentが担当しています。原作はタカラトミーアーツとシンソフィアにより、監督は菱田正和が指揮をとっています。

音楽

オープニングテーマやエンディングテーマも話題になり、オープニングは「BOY MEETS GIRL」で始まり、シリーズごとに異なる楽曲が用意されています。

放送情報

日本国内外で多くの放送が行われ、字幕放送や二か国語放送も実施されました。特に、香港や台湾、韓国などでも高い人気を誇ります。

このように『プリティーリズム・レインボーライブ』は、友情、成長、夢をテーマに、多彩なキャラクターたちの物語を華やかに描いた作品となっています。

もう一度検索