プロジェクトTD

プロジェクトTD

プロジェクトTDは、スーパーロボット大戦シリーズに登場する架空の外宇宙探査船を開発するための計画です。このプロジェクトはディバイン・クルセイダーズ（DC）により立案され、外宇宙へ進出するための中型宇宙船の開発を目指していましたが、イスルギ重工の影響により、武装を施すこととなりました。プロジェクトの進行は経緯によって波乱に満ちており、特にデザインや運用において注目される点が多々あります。

概要

プロジェクトTDは、外宇宙探査用の中型宇宙船の開発を目指しているものの、スポンサーであるイスルギ重工からの要請により、様々な武装が加えられたため、当初の目的が変わってしまいました。『第2次α』ではこのプロジェクトは既に解散しており、『OG』シリーズでは一時的に計画が中断されましたが、戦後にイスルギ重工の支援を受けて、ヒューストン基地で再開されました。しかし、ノイエDCからの襲撃により開発拠点が移転され、テスラ・ライヒ研究所にて今後の計画がつづけられていくこととなります。

開発した宇宙船の特徴

このプロジェクトで開発された宇宙船はシリーズ77と呼ばれ、7月7日（七夕）にちなんで名付けられました。プロジェクトTDでは、高い機動性と速度を確保するために、複数のテスラ・ドライブを同時に稼働させることで、他の機体との明確な違いを打ち出しています。しかし、この特性のため普通のパイロットには扱いづらいピーキーな性能を持つ機体となっています。技術的な向上と共に、さまざまなマニューバーが開発され、各パイロットによって試されることになります。

戦闘機動

プロジェクトTDでは、OG/αシリーズにおいて様々な戦闘機動が用意されています。特にAクラスとSクラスに分類されるマニューバーは、機体のパフォーマンスを最大限に引き出すための技術として重要視されています。マニューバーは、敵に対して有利なポジションを取るための移動技術であり、スレイは物語の初めからSクラスマニューバーを実行する腕前を持っています。

主な登場人物

アイビス・ダグラス

アイビスはプロジェクトTDのナンバー04として登場し、努力家で熱血漢の女性です。過去の事故から精神的なトラウマを抱える彼女は仲間たちの支えを受け、自らの夢を実現するために成長していきます。彼女は数々のマニューバーに挑戦し、出発点としてのスレイとの和解を果たすシーンなど、キャラクターとしての成長が描かれます。

ツグミ・タカクラ

ツグミはアイビスの相棒のような存在であり、プロジェクトTDのシステム開発チーフとして活躍します。精神的にも成熟した彼女は、アイビスのサポートをする一方で自身の魅力を生かし、プロジェクト内での重要な役割を担っています。

スレイ・プレスティ

スレイはプロジェクトTDのナンバー01として、特に高い技術力を誇るパイロットです。彼女は自身のプライドに固執し、アイビスを見下すことが多々ありますが、ストーリーが進むにつれて彼女のキャラクターにも変化が見られます。

開発した宇宙船の種類

カリオン

プロジェクトTDの練習機であり、惑星間航行を視野に入れた設計が施されたカリオンは、2基のテスラ・ドライブを搭載し流動性を重視した機体です。

ベガリオン

カリオンをもとにした完全な開発機。スレイ専用機として設計され、その色合いは緋色で、性能もスピードと火力が強化されています。

アルテリオン

小型恒星間航行を行うための機体で、特に大気圏内飛行の際の性能に優れています。このプロジェクト内での主要な機体の一つであり、非常に高い評価を受けています。

まとめ

プロジェクトTDは、外宇宙探査に特化した宇宙船計画として多様な機体を開発し続けてきました。しかしその裏には、様々な困難や影響があったことも否めません。個性豊かで成長を続けるキャラクターたちとともに、このプロジェクトはスーパーロボット大戦シリーズの魅力を形成しています。

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