マロ・ツイタマ

マロ・ツイタマ選手プロフィール

マロ・ツイタマ選手は、ジャパンラグビーリーグワンの静岡ブルーレヴズに所属する、才能あふれるラグビー選手です。1996年3月23日生まれのサモア出身で、現在ウィングとして活躍しています。恵まれた体格（身長182cm、体重91kg）と卓越したプレーで、国内外で注目を集めています。

輝かしい経歴

ツイタマ選手は6歳でラグビーを始め、2003年には家族と共にニュージーランドへ移住しました。ニュージーランドのスコッツ高校を経て、ハリケーンズのU18チームに所属。その後、U20ニュージーランド代表にも選出され、将来を嘱望される若手選手として頭角を現しました。

2015年から2018年まではウェリントン州代表としてプレー。2019年には日本へ渡り、ヤマハ発動機ジュビロ（現・静岡ブルーレヴズ）に加入しました。2020年にはジャパンラグビートップリーグで公式戦初出場を果たし、着実に日本でのキャリアを積み重ねています。

日本代表への軌跡

2024年8月1日、ツイタマ選手は日本代表資格を取得。そして8月25日、パシフィックネーションズカップ2024のカナダ戦で日本代表として初キャップを獲得しました。初出場ながら開始早々にトライを決め、その実力を世界に示しました。

その活躍は日本国内でも高く評価されており、リーグワン2023-24シーズンでは15トライを挙げ、最多トライゲッターに輝きました。さらに、リーグワンベストフィフティーンにも選出され、その卓越した攻撃力を証明しました。

家族との絆

ツイタマ選手には、サモア代表として活躍する叔父、アラパティ・レイウア選手がいます。2023年にはレイウア選手が静岡ブルーレヴズに入団し、2試合で共に先発出場を果たすなど、家族の絆を感じさせるエピソードも印象的です。2024年9月15日に行われたパシフィックネーションズカップ準決勝では、ツイタマ選手とレイウア選手が日本代表とサモア代表として対戦するという、家族同士の特別な試合が実現しました。

受賞歴

ツイタマ選手のこれまでの輝かしい実績を改めて見ると、その才能の高さに驚かされます。

トップリーグ2021 最多トライゲッター（10トライ）
リーグワン2023-24 ベストフィフティーン (WTB)
* リーグワン2023-24 DIVISION1 最多トライゲッター（15トライ）

今後の活躍に期待

日本代表として、そして静岡ブルーレヴズの中心選手として、ツイタマ選手の今後の活躍に期待が高まります。彼のスピードとパワー、そしてトライへの貪欲さは、日本ラグビー界に新たな風を吹き込む存在となるでしょう。サモアとニュージーランド、そして日本のラグビー文化を融合させた彼のプレーは、多くのファンを魅了し続けることでしょう。彼の今後の活躍から目が離せません。

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